SAPICA専用改札機…甚だ迷惑!
私の住んでいる札幌の地下鉄では「サピカ(SAPICA)」という専用のICカードが利用できます。
というか、利用できるというだけ…
メリットは何かというと、SAPICAポイントという形で還元ざれ、実質的に10%割引になるということ(だけ)。
JR東日本のSuicaのようにチャージができるカードですが、電子マネーとして提携店舗でショッピングができたりするわけではありません。単なる地下鉄専用のカードです。JR北海道のKitacaですら、ショッピングに対応しているというのに。。
また、最も利用が多いウィズユーカード(プリペイドカード)は最大で15%のプレミアムがついていますから、割引率から行っても魅力に欠けるカードってことになります。
しかも、市電やバスの乗り換えもできません。市電なんて同じ札幌市交通局が運営しているわけだから、できて当たり前だと思うんですがねぇ。因みにウィズユーカードは、市電もバスもOKです。
このSAPICA、導入されて約1年なのですが、現在の利用率は17%だそうで、こんなメリットのないカード、浸透は難しいでしょうね。
そんなふうに思っていたのですが、最近やたらとSAPICA専用改札機が導入され始め、通勤時に困っています。
SAPICAも使える改札機ならわかります。現に、これまではそれが主流だったんです。
先月くらいから3台に1台くらいの割合で、専用改札機になってしまったために、通勤の時間帯は改札の前に行列ができるようになってしまいました。SAPICA専用機は通過する人はほとんどいないため、兼用機がやたらと混み合ってしまうのです。
先日は、このせいで1本遅れてしまいました。全く迷惑な話です。
利用者が少ないので、専用機を多くして導入率を高めようとでもいうのでしょうか?そのうち、ウィズユーカードのプレミアムを減額したりしないでしょうね。
札幌市交通局に“喝”です。
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