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2010年2月21日 (日)

リアルな札幌が描かれる『笑う警官』

今回、第回直木賞を受賞した佐々木譲氏。
恥ずかしながら、これまで読んだことはありません。

「笑う警官」は昨年11月に映画化されています。映画は見ていませんが、まずはこれから手にしてみました。

笑う警官 笑う警官 (ハルキ文庫) (文庫)
佐々木 譲 (著)
価格:¥720

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北海道警察本部大通署の刑事を中心に組織された裏の捜査本部の面々が一晩で犯人を追い詰めていくスリリングな警察小説でした。
この作品に出てくる大通署はまさに中央署だし、大通署の北側にある放送局(HBC)やバー「43°」など、かなりリアルな札幌が描かれているのも、札幌市民としては面白く読めます。

拳銃押収のために覚せい剤の流通に便宜を謀ったとして逮捕され、服役中の稲葉警部の事件、北海道警の裏金問題などについては、かなり取材をしたようで、裏側まで調べ尽くしていますね。稲葉事件も裏金問題も衝撃的な事件で、呆れてしまった記憶がありますが、この「腐敗の構図」が事実であったことを考えると、この小説に描かれるストーリーも有り得るかも…と感じてしまうほど警察への不信感は強くなってきます。

初めて佐々木譲氏の作品を読みましたが、確かな表現力でイメージが次々と展開していきます。そこに単なるミステリー作家に留まらない筆者の実力を垣間見ることができます。

元々、単行本は「うたう警官」のタイトルで出版され、文庫化されるに当たって、「笑う警官」に改題されているようですが、何が「笑う」なのか全く不明。「うたう警官」のままで良かったのに、出版社の意向で改題されたことはやや残念な気がします。

ラストでは続編があることを匂わせています。「警察庁から来た男」「警官の紋章」と続くいわゆる道警シリーズがそれに当たりますが、続編も読んでみようと思わせる秀作です。

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