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2009年12月 8日 (火)

母娘、姉妹… あまり理解できないけど「ハミザベス」

仕事が行き詰ると重たい本は読みたくなくなるものです。仮に読む意欲ああっても、時間が十分に取れないと、続きを読みたいのにやらなきゃいけないことがあり、優先順位が高い仕事中心にすると読書が分断されて、思い出しながら読まなきゃいけなくなる。

このところ精神的にゆとりのない仕事中心の生活を強いられていまして、軽く読めそうな一冊を手に取ってみました。

ハミザベス 『ハミザベス』 (集英社文庫)
栗田 有起 (著)
価格:¥480

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筆者は「ハミザベス」で2002年のすばる文学賞、「お縫い子テルミー(2003年)」、「オテルモル(2004年)」、「マルコの夢(2005年)」で3年連続芥川賞候補となっていまして、名前だけは目にしていましたが、実際に読むのはこれが初めて。

本書は、既に死んだと聞かされてきた父親が本当に死に、遺産として受け取った高層マンションの33階の部屋に住むことになった主人公の母親との絆を中心に綴った「ハミザベス」と、7歳違いの姉妹のちょっと奇妙な生活を描いた「豆姉妹」の2つの短編が収録されています。

「ハミザベス」では母娘、「豆姉妹」では姉妹という女2人の日常を描きつつ、シチュエーションのエキセントリックさ、登場人物の不思議な魅力で、不思議と入り込める作品です。女性の世界を中心に描いていますので、こういう世界は理解し難い面はあるのですが、女性が読むとどう感じるんでしょうか?
どうも、父子、男兄弟ではありえない人間関係が女家族にはあるようですね。妻と妻の母親を見ていても、その世界には入り込めそうにないなあと普段から思っている私としては、興味があるところです。

本作、確かに疲れる文章ではないのですが、肩透かしにあったくらいにあっさり読み終わってしまいます。また日常会話のシーン、これでちゃんとしたコミュニケーション取れているのかと思ってしまうくらいに、これもあっさりしていて、この断定的な物言いといい、表面的な会話といい、少し違和感を感じました。故意にこういう表現方法を取ることで、登場人物の性格や日常を表しているのもしれません。

他の作品を読んでみたいとわからないですね。今度、違う作品も読んでみます。

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