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2009年11月23日 (月)

男2人での奇妙な共同生活を想う…『まほろ駅前多田便利軒』

まほろ駅前多田便利軒 『まほろ駅前多田便利軒』 (文春文庫)
三浦 しをん (著)
価格:¥570 

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135回直木賞受賞作。重苦しい小説を読みたくないとき軽快に読める一作です。
文字を追いたくないほど疲れていても、不思議とスラスラ読めてしまうんですね。コミック感覚っていうか…

本作は、過去の重荷から解放されずまほろ駅前で便利屋を営む多田と、多田の元に転がり込んだ元同級生で風変りな行天が遭遇する事件を短編として描いています。特に謎の多い行天の存在感、何をするか読めない行動パターンが、ストーリー展開に彩りを与えてくれています。

当初、多田は居ついてしまった行天について、自分独りの生活に入り込んだ邪魔者と鬱陶しく思っていたようです。エキセントリックな行動を繰り返す行天に呆れながらも面倒見てあげているつもりでいます。しかし気持ちを素直に表現できず時に意固地になってしまう多田にとっては、自分の精神生活が知らず知らずの内に彼に支えてもらっていることを認識するのに時間を要します。

日常生活を共有するということは独りの時間を失う訳で、時々「独りになりたい」と思うこともあるものです。誰もが多かれ少なかれ過去の荷物を引き摺っています。それから自分独りで振り切れる、あるいは忘れ去ることができるようで中々できない。そんな時に身近な存在である同居者がきっかけを与えてくれたり、癒してくれていたりする… 男2人で共同生活を送ったことのある私としては、昔を思い出しながら、この作品の余韻に浸っております。

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