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2009年8月 7日 (金)

ROBOCOPYのオプションを正しく使う。

先日紹介したROBOCOPYでのバックアップなのですが、今日、お客様から連絡があり、コピーの途中で、何度もリトライして進まなくなったとのこと。

メッセージは下記の通りです。

2009/08/06 12:07:12 ERROR 5 (0x00000005) Changing File Attributes D:\AAA\BBB.xls
アクセスが拒否されました。
Waiting 30 seconds... Retrying...

これは、仮にDドライブのAAAフォルダにあるBBB.xlsのファイルをEドライブにROBOCOPYした場合の例です。
ROBOCOPYでは、特定のファイルの属性情報にアクセスできない?なんじゃ?

そして、30秒単位でリトライを延々と繰り返します。

「どうやったら止められるの?」
「[Ctrl]を押しながら、[C]を押すと、バッチジョブを終了するか聞いてくるので、[Y]を押して終了しちゃって下さい」

…とりあえず、終了しました。

ROBOCOPYではコピーが失敗した場合、デフォルトでは30秒単位で100万回繰り返すようになっています。
100万回って何よ?
放置したら8,333時間繰り返すってことですか?
Microsoftに文句言っても仕方ないですね。私が悪いんだから…

さて、その回避策はと言うと

1.リトライを減らして、とりあえずはバッチを迅速に終了させる。

 → /Rオプション、/Wオプションを使うこと。

具体的には

/R:2  コピーのリトライの回数を2回とする。
/W:10 10秒間隔でリトライする。

これで、リトライは20秒で次のファイルへスキップしてくれます。本当にいいの?これで。
まあ、いいでしょう。おそらく100万回リトライしてもコピーできないでしょうから…

2.“Changing File Attributes”エラーの回避

 → COPYオプションを使うこと。

具体的には

/COPY:D データをコピーする。

※デフォルトでは、/COPY:DATになっているようです。DAT=Data/Attributes/Timestampですが、今回はAttributesが問題でアクセスできないわけだから、あえて/COPY:Dで指定します。

これで対処完了です。

このROBOCOPYはBUFFALOのTeraStationに対して行っています。TeraStaionはOSはおそらくLinuxだと思うので、ファイルシステムはSAMBAですね。元データはNTFSで、コピー先がSAMBAの場合、Attributesの問題は起こり得るかもしれません。

ご迷惑をお掛け致しました(^-^;

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IT試行錯誤」カテゴリの記事

コメント

ROBOCOPY参考にさせていただきました。
まさにバックアップ先はTera Stationです。まだ作業前だったので、このオプションは参考になります。

>同業者さん
お気をつけて~
私のようにハマらないで下さいね。

どんぴしゃの情報ありがとうございます

>はにーさん
お役に立ててうれしいです。
robocopyは使ってみると便利なコマンドなんですよね。

ありがとうございます。助かりました!!

この記事へのコメントは終了しました。

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