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2009年6月12日 (金)

伊良部、離島へ行く

Chocho 『町長選挙』 (文春文庫)
奥田 英朗 (著)
価格:¥530

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本書は、奥田英朗の伊良部一郎シリーズの三作目で、2005年から2006年に執筆された短編を集めたものです。
時代背景から時の人として
「オーナー」 ナベツネ(渡邉恒雄)そっくりのナベマン(田辺光雄)
「アンポンマン」 ホリエモン(堀江貴史)そっくりのアンポンマン(安保貴明)
の2作は、当時の時の人をパロディタッチで描いていた作品で、シチュエーションや性格までが本人と似ていることもあり、現実にありそうで笑えます。特にIT企業の社長であるアンポンマンこと安保が、日常、パソコンのキーボードに慣れすぎてしまったためにひらがなを忘れてしまうという話を読みながら、自分は大丈夫か と不安になってきます。この不安感が続くようなら、伊良部先生に診てもらわなければいけないなあ。

伊良部シリーズでは、日本医師会の理事がオーナーの伊良部総合病院が舞台となっているわけですが、表題作「町長選挙」では、伊良部一郎が離島に2ケ月派遣されるという 思い掛けない展開となります。前2作で垣間見た伊良部の異常さが、さらに強調されますが、これまで謎の多かった分、ここまで明かしてしまうと今後の楽しみが少し減った感があります。

本シリーズでは、伊良部一郎は名医に違いないとどこかで信じ、作品を読む度に、どこが名医なのかがわからない自分にもどかしさを感じていました。本書でも、何が名医たる所以なのか知りたくで、読み進めながら理解しようと試みたのですが、やっぱり彼は生まれながらにして、単なるアホなのかもしれないと再認識したしだいです。

因みに、伊良部シリーズでは、一作目、二作目のほうが出来はいいと思います。この作品は伊良部ありき、伊良部何たるかを理解している人には楽しめますが、奥田作品に初め て触れる方にはお勧めしません。まずは『イン・ザ・プール』でしょう。

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