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2009年1月

2009年1月31日 (土)

田村久雄的『奥田英朗』研究

東京物語 『東京物語』 (集英社文庫) 
奥田 英朗 (著)
価格:¥650

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田村久雄は本書「バチェラー・パーティー 1989/11/10」によると、誕生日は11月中旬ということになり、この短編集の中の田村久雄の年齢を計算すると、以下のようになります。

1980/12/9  (21歳)あの日、聴いた歌
1978/4/4   (18歳)春本番
1979/6/2   (19歳)レモン
1981/9/30  (21歳)名古屋オリンピック
1985/1/15  (25歳)彼女のハイヒール
1989/11/10 (29歳)バチェラー・パーティー

田村久雄とは何者かというと、作家「奥田英朗」そのものという見方をしてもいいし、奥田英朗が作り上げた短編小説の主人公と見なしてもいいのです。それぞれの楽しみ方があってよいと思います。

しかしですね…
岐阜県出身、大学中退、コピーライター、プランナー、構成作家を経て、1997年(この年、奥田英朗は38歳)、「ウランバーナの森」で作家デビュー…という経歴と符号する部分が多く、久雄が名古屋出身であること、奥田英朗の誕生日が10月23日であることなどのディテールを除けば、作家、奥田英朗ができるまで…というような自伝的小説として読めてしまいます。おそらくは、シチュエーションは別として、日本経済の安定期からバブルに向かう時代を背景として、奥田英朗自身を本書の「田村久雄」に投影して綴られたものと考えていいでしょう。

奥田英朗は、年齢的には私よりほんの少し上。時間軸を少しずらして読み進めてみると、この作品の時代背景は大変懐かしく、また少し未熟だったあのころが恥ずかしい。

春本番では、高校を卒業し、親の鬱陶しさから逃れられると喜ぶ一方、一人暮らしを始めるときに親の寂しい気持ちを少し理解する-親との邂逅の一歩とでも言おうか、そんなものを思い起こしました。18歳、そんな経験を皆するのですね。そういう経験をせず、大人になった人は少し可哀そうかな。そういう経験は早いほうがいいです。

「あの日、聴いた歌」「名古屋オリンピック」では、社会人駆け出しから次第に認められて充実していく会社生活が描かれています。自己主張したい時期ですね。仕事が順調だと「自分は能力がある」「自分しかできない」などと誤解し、天狗になる。そこで、取引先担当者から「いつから、人に説教垂れるほど偉い人になった?余計なお世話だし傲慢だ。」と一喝されるわけです。そういう時期ってありますよね。いつまでも、そういうの引き摺っている人もいるけど、いい取引先の人に恵まれたんだね。私も恵まれてました。お陰で少し成長しました。これも、必要な経験です。「名古屋オリンピック」では、オリンピック開催地を巡って最終選考でソウルと争い、敗退した名古屋の奢りに例えているところが象徴的です。

「バチェラー・パーティー」は、もうすぐ30歳、会社を辞め、独立して羽振りがよくなりながらも、バブルと気付きながら、それにもたれている自分の行く末に疑問を抱きつつ流されていく様を不動産会社社長とのつきあいを通して描いています。まあ、私はバブル景気の恩恵を受けたことはないんですけどね。世の中、「ちょっと狂ってるけど、まあいいか、生活豊かだもん」と過ごしていた頃がありましたよね。

「レモン」と「彼女のハイヒール」は田村久雄のちょっとした恋物語ですが、恋愛の仕方も確かにあの5~6年の間に、時代ともに変わったんですね。これは年齢のせいではないです。1970年代と80年代ではホントに違うんですね。考え方も生き方も。
登場人物の違いというより、時代が変えたんです。恋愛も。
「レモン」の小山江里が「彼女のハイヒール」の洋子になっていたっておかしくない。

本書を通して、彼が、歌の歌詞のようにリズミカルで、自然で、整合性のある表現力を身につけたか理解できるようになりました。直木賞作家、奥田英朗は、こんな生活の積み上げて出来上がった…それがわかります。

2009年1月30日 (金)

待ちに待った『なんぷエゾカツカレー』

今朝、通勤の途中で、配布されていた『かみかわカレー王国マップ』なるパンフレットが配布されていました。このマップ、上川管内4地域のご当地カレーを紹介しています。

Map(1)士別サフォークカレー
(2)美瑛カレーうどん
(3)なんぷエゾカツカレー
(4)富良野オムカレー

残念ながら全部食べたことがないなあ。大通公園で開催されていたオータムフェストでは、なんぷエソカツカレー(エゾシカ肉のカツカレー)を逃してしまったし…。
「今回のイベントになんぷカレーが来てるのか。それなら食べないわけにはいかないな」と、昼休みに行ってみました。

場所は、JR札幌駅の中にある「北海道さっぽろ食と観光情報館」。
…でも、レストランあったっけ?

ありますね。確かに、情報館の奥に軽食を出しているスペース。

でも、お客さんのテーブルを見回すと、それらしきものを食べている人はいません。でも、カレーの匂いは辺りにプンプンしてる。

よく見ると「カレー鍋チャリティー販売」をやっているだけでした。上川管内の食材で作ったカレー鍋とのことです。チャリティーというだけあって、カレー鍋は200円という安さ。それにライスが100円で、計300円。ちょっと足りないけど、まあいいか。

考えてみれば、カレー鍋って食べたことがないのです。昨年はブレイクしてましたけどね。何か邪道だなって感じがして…

Curry ■カレー鍋(チャリティー)

食べてみれば、なかなかイケるもんなんですね。

そもそも、あの軽食コーナーの厨房で、上記の4つのカレーを作って振る舞うのは無理があるもんね。当分、あちら方面には行くことは無さそうなので、なんぷエゾカツカレーはお預けとなりました。ご当地カレーなのだから、その地で食べるに限る。横着しちゃいけないね。

因みに、このイベントは今日と明日(1/31)のみ開催で、売上の一部は北海道環境財団に寄付されるようです。

2009年1月29日 (木)

中身がギッシリ詰まったニッセイ基礎研究所 矢嶋主任研究員の講演

実は昨日、疲れてしまって書けなかったのですが、日本生命主催の講演会に行ってまいりました。
講師は、TVにもよくご登場になるニッセイ基礎研究所 主任研究員 矢嶋康次氏で、「2009-2010年世界経済・金融見通し」と題した内容です。

矢嶋氏の講演は面白く、非常にわかりやすい。内容はこんな感じです。
・08年世界の株価は「暴落」
・金融危機と経済危機 米国:7-9月期個人消費が急減速
・米国:高額商品は歴史的不振、リーマン破綻以降クレジットクランチから急速悪化
・世界統計が10月以降、何十年ぶり、過去最悪ばかり 日本も撃沈
・米国の病原菌は世界を蝕む 世界が失速、完全にグローバルな問題
・08年以降、みんなひどい、頑張りがいない アジア危機は米国頑張りました、ITバブルは中国頑張りました
・日本:アメリカ向けは減少も痛いが、実は決定的に輸出産業を痛めつけたのはアジア、新興国が伸びなくなったこと
・日本:過去最大の生産調整(ピッチ、幅とも)
・各国経済底割れリスク高い カギは消費を支える「雇用」
・住宅バブル発生は、02年のITバブル崩壊が原因
・持ち家率がこんなに上昇するっておかしい
・借金しても消費する。日本人には理解不能
・サブプライムローンの規模
・やっぱりバブル:下落に転じた米住宅価格
・延滞率の上昇:貸し手、証券化商品に損失発生
・レバレッジ:天文学的に問題を増幅・核酸 ~リスク分散とバブル。金融工学というはさみの使い方を間違った~
・拡大する金融機関の損失見通し サブプライムだけではなかった、格付け崩壊で「値」がない
・90年代の日本の株価推移とイベント 日本と「同じところ」「違うところ」
・金融安定化法案(7000億ドル):あと3500億ドルしかなし 資産圧縮の動きと見合わない=足りない=時間がかかると見たほうが無難
・オバマの経済対策(GDP比5-6%程度の大型) オバマ政権はGDPを4%程度押し上げると見積もる
・景気後退の長さ:平均で見ればそろそろだが、
・米国の景気後退局面 消費低迷の特長:クレジットクランチ、逆資産効果
・EU:サブプライムの波+域無いのバブル
・新興国への波及をどの程度で押さえ込めるか
・金利は各国ともに「ゼロ」へ
・相次いで打ち出される財政出動 規模は各国そこそこ問題は「真水」「継続性」
・日本の景気回復パターン 足元企業中心、さらに輸出は戦後最大寄与
・日本:遅れてくる大波
・雇用の先行指数である有効求人も9月求職者増へ
・何とかせねば:日本の食糧自給率
・日本の農業問題は「近々」の課題 ミスマッチ解消本腰入れないと

…疲れた。
これだけ入力したら、良い復習になりました。眺めてみると、経済誌の見出しみたいですね。1時間半でこれだけの内容をしゃべりまくっていましたが、さすが説明の胆を押さえていらっしゃる。きっちり理解できるように簡潔に説明されていました。

印象に残っている話を一つ。矢嶋氏が偶然聴いた坊さんの説教をご紹介します。
・だるまの目は左から入れる(まあ、これはどうでもいいんだけど)
・吹雪の中では、欲は捨てる(今でなければできない削減はどんどんやる)
・吹雪の上には星がある(リスクがあるときに何もしないのは破綻を招くだけ)

景気後退…もう慢性化してしまったので、また来たかと思ってしまいがちですが、今回の景気後退は本当に最悪事態となる危険性も孕んでいて、これまでと同じビジネススタイルでは、とてもやっていけないのだということをつくづく思い知りました。それでも、こういう状況であるからこそ、臆することなく、ビジネスチャンスをつかみ取らなきゃという勇気を与えられた気がします。

昨日の講演を聴いて、先行きに不安を感じながら仕事をするのは逆効果なのだと今日は思えてきて、新たな企画書作りに専念している自分がいました。

2009年1月28日 (水)

商標Qの軌跡 Vol.11

H社からと思われる「不使用取消審判」への反撃として、H社の出願に対して「刊行物等提出書」を提出していましたが、特許庁の電子図書館の経過情報で、H社から「上申書」が提出されていることがわかりました。

当社の「刊行物等提出による通知」が、特許庁からH社に発送されています。それに呼応しての上申書と思われます。弁理士さんにお願いして閲覧してもらいました。
趣旨は以下の通りでした。
・既に意見書にて、出願の審査の保留をお願いしている。
・不使用取消審判が請求されている。
・不使用取消審判で、登録を取り消す旨の審決が下されれば、既に登録済みの商標とは非類似となる。
・従って、引き続き保留してほしい。

弁理士さんが言うには、不使用取消審判とH社の拒絶査定は同時期になるだろうとのことでした。
ただ、H社は世界の大企業ですので、保留中に次なる手を模索中かもしれません。

お~コワっ。

2009年1月27日 (火)

年末調整の再調整です。

社員で12月の後半に子供が生まれた人がいます。
年末調整をやっている最中に、「今月生まれる予定なんですが、ダメでしょうか?」と本人から問い合わせがあったのですが、「予定で年末調整はできないよ」とお断りしました。

よく考えると、年末調整の再調整をすれば、可能なんですよね。
年末調整の再調整は1月末が締切、従って、2/10付けの税務署への納付書にも反映させておく必要があります。さらに1月末提出の法定調書にも含めておかなければなりません。

それで、年末調整の再調整計算をしてみたのですが、38,000円の還付額となりました。扶養控除は12月末日時点を基本とするので、12月に生まれていれば、遡って1年分を控除対象とするからです。

親孝行な息子さんです。

JR札幌駅北口で捕りものを目撃!

今朝、通勤途中、JR札幌駅北口の出入口付近で、万引き事件がありました。
「おい!万引き!」と半径100mに聞こえるくらいに大きな声が聞こえたかと思うと、コンビニの男の店員がホームレス風の男を追いかけていました。
すぐに捕らえられましたが、おじさんはしばらく逃げようと抵抗していました。
しかし、店員がおじさんのジャンパーの胸倉をしっかり握っており、観念したようです。
横断歩道を歩いていたOLの3人組が「刑事ドラマみたい。こんなの初めて見たあ」

いやですねえ…世相を反映したアクシデントでした。

2009年1月25日 (日)

腹立つっ!当て逃げかよっ!

今日、気づいたことなんですが、おそらくスーパーの駐車場でやられたと思われる傷を発見!

フロント右バンパー1 ▼フロント右バンパーの塗装はがれ

誰だか知らんが、バックで駐車するときに、擦ったというより、ぶつけたと思われる。シルバーの塗装の下地まで削られているし、そもそもフォグランプまで傾いている。


フロント右バンパー2 ▼バンパーのヒビ

バンパーの角と付け根にヒビが入っている。結構、思いっきりやらないとここまでいかないよね。

保険で直すにしても、おそらく免責範囲だろうし、等級下がるのも癪に障ります。どうしたものか…

逃げるとは許さん!
私が停めたわけじゃないので、詳細はわらないけど、おそらく金曜日の夜、ミュンヘン大橋のビッグハウス前だと思います。

札幌の中央区、南区、豊平区の車で、右リヤバンパーに傷が入った車を見かけたら、お知らせ下さい。シルバーの塗装が付着していたら、そいつです!

そんなこと、ブログに書いても仕方ないか…

最近、全くついてない…

美食ミステリー?料理小説?

禁断のパンダ 『禁断のパンダ』宝島社
拓未 司 (著)
価格:¥1,365

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2008年度『このミス大賞』大賞受賞作です。

パンダは肉食ですか?草食ですか?
パンダは竹を食べるのだから草食ですよね。だけど、肉をあげると好んで食べるらしい。

でもあの体格だから、小動物を襲って食べるような敏捷性は、どう見ても持ち合わせてなさそうですよね。動物を食べないために、肉体が退化していったというほうが正しいのでしょうか。
しかしながら、肉を食べるということは、肉の味をおいしいと感じる味覚を持っているということです。もしかすると、人間の手で、餌をあげることで、動物の味覚も開発されていくのかもしれません。犬だって、自然界には無いアイスクリームなんか大好きだったりしますから…

そう考えると人間の味覚はどうなんでしょうか。人間以外の動物は、食欲を満たすために食べるわけですが、人間は、食欲に加え、高度な味覚を持つに至りました。この味覚が発達した理由は何でしょう?道具を発明する能力を授けられたことで、様々な動物を捕獲し、様々な調理が可能となり、より多くの食材をより多彩な調理法で調理することで、これまでに味わったことがない味覚の極みを追求していく。そうやって、味覚は高度化していったのでしょう。

本著は、人間の味覚を極限まで追求することがもたらす犯罪をテーマにしています。ストーリー展開や表現力はまだ新人の域を超えませんし、本格ミステリーというにはカジュアル過ぎ、スケール感もあまり感じないものの、人間あまだの根源的欲求である「食欲」に焦点を当て、見事な「美食」の描写がその欲求をそそり、読み進めたいという欲求を加速させる楽しい小説に仕上がっています。

まだまだ成長の余地のある素直な文体なので、著者には「ビストロ・コウタ」シリーズを書き続け、しだいにに熟成していってほしいと思います。

2009年1月24日 (土)

Cisco WAASソリューション「回線速度を上げるだけが能じゃない」

一昨日、CISCOのWAASソリューションのデモを見てまいりました。
WAASとはWide Area Application Servicesの略で、WANの高速化は、一般に回線の高速化、つまり帯域を上げることをまず考えがちで、それは月々のランニングコストに関わってくるわけですが、このソリューションは、現在の回線はそのままに、通信の最適化を行うことで、WANを高速化するというもの。具体的には以下の最適化技術により高速化を実現しています。

▼Application Traffic Policy(ATP)
アプリケーション毎の最適化ポリシー

▼Tranceport Flow Optimaization(TFO)
TCPの最適化

▼Data Redundancy Elimination(DRE)とLempel-Ziv(LZ)圧縮
データ転送量の削減

▼CIFS高速化(CIFS AO)
Windowsファイル共有サービスの高速化

▼MAPI高速化(MAPI AO)
Microsoft Exchangeの高速化

▼HTTP高速化(HTTP AO)
Webアプリケーションの高速化

▼SSL高速化(SSL AO)
SSL通信の高速化

▼ビデオ高速化(Video AO)
Windows Mediaストリーミングの最適化

実機デモでは、WAAS MobileのCIFS転送の高速化を見せていただきました。
ファイルの50秒が6秒に短縮。多少の誇張があるのでしょうが、確かに早いですね。
WAASはアプライアンス製品とWAAS Mobileのソフトウェア提供とがあります。デモで見せていただいたWAAS Mobileのソフトウェアは
センター側にサーバを設置するだけで、モバイルPCからのアクセスをLAN接続と変わらないほど高速化できます。イーモバイル等のデータカード経由で基幹システムにVPN接続するような場合は、かなり有効なソリューションです。

詳細は『Cisco WAAS ソリューションガイド』をご覧ください。

2009年1月23日 (金)

『リクナビ地元』のサイトが今日オープン!

リクルートが応募保証型サイトを今日オープンさせました。
保証の内容は
100名保証  60万円
150名保証  75万円
200名保証  90万円
保証する人数に応募者数が満たない場合は、全額返金するというもの。

クリック保証型広告みたいなものですね。新卒用求人サイトで、応募保証というのは画期的ですが、ふと「応募」ってどういうレベルを指しているのか疑問に感じました。

「エントリー」を応募と考えるとすれば、おそらくこの保証はハードルは低いように思いますね。

新卒採用のサイトでは通常は
(1)一括エントリー
(2)個別エントリー
の2つのエントリー方法があります。

一括エントリーというのは、業種、地域などを絞り込んで、該当する企業全てに一括してエントリーしてしまうというもので、企業側に来るエントリーとしては、この「一括エントリー」の比率が非常に高い。母集団形成には有効なのですが、中には自分の企業への関心が全くない学生も意外に多く、こういう一括エントリーの人数も「応募」と言うのであれば、おそらくは100名くらいは集まるものです。経験的に言うと面接や採用試験まで引っ張れる人員数は、1割に満たないように思います。これを応募というのであれば、ハードルは結構高いけど、それをリクナビのサイト上では管理できないので、やはりエントリー数ということなのでしょう。
(※1割に満たないというのは、私が無能だったのかもしれません)

ただ、応募保証というのは、企業側にすれば安心はできますよね。今後色んなパターンが出てくるかもしれません。例えば
エントリー課金制とか、求人ページビュー課金とか、採用時点課金(これは人材紹介になっちゃうか)とか…
こういう新たな試みは歓迎されるべきもので、最大手のリクルートがやるということは、毎コミ、日経などが追従する可能性もあり、動向が気になるところです。

▼リクナビ2010地元のURLは
http://jimoto.2010.rikunabi.com/hokkaido/

2009年1月22日 (木)

CHKDSKでヒヤッとする。

今日、あるユーザさんから電話があり、BUFALLOのNAS(Tera Station)で、赤い警告ランプがついているので見に来てくれないかとのこと。

見に行くと、やはりハードディスク4本の内、1本に障害があり、Degrade modeで動いていました。2年前に導入したものですが、これで2回目です。ドライブはSamsungの250GBで、価格は13,600円です。、年1本の割合で壊れていたらたまらんなとは思いましたが、まあ、安いからいいか…お客さんも「それくらいならいいよ」と言ってくれました。

状況が確認できたので帰ろうとすると、「ついでにこのパソコン見てくれない?昨日から起動しなくなったんだけど」と言われ、関係ないパソコンを見る破目になりました。

私がPowerボタンを押したら一発で起動します。お客さんも「おかしいね。何度やっても起動しなかったんだけど。何が悪いんだろうね」と言います。
「ディスクかもしれませんね。チェックディスクかけてみます?」と聞くと「かけてみて」と言うので、チェックディスクを掛けてみることにしました。
・ファイルシステムのエラー修復
・不良セクターをスキャンし修復
のオプションを指定して、CHKDSKをかけました。再起動し、Stage1からチェックされ、Stage4まで来ると70%で止まってしまいます。

むむむ、これはまずい。また再起動。う~ん、必ずCHKDSKが走ってします。で、また同じところで止まる。その繰り返しです。

つまり、起動するとCHKDSKが走ってしまい、Windowsの画面に到達することができないというわけ。
しかも、このパソコンは銀行のファームバンキングで使用しているらしく、再インストールとなると厄介なのです。

何か方法はあるだろうと思いつつ、CHKDSKを掛けたまま、お客さんには「このまま3時間くらい放置してみて下さい」とお伝えし、帰ってきました。

夕方電話したら、「そのまま放置していたら、いつの間にかWindowsが立ち上がってましたね」と言っていました。

CHKDSKは起動時にはまると、最悪、OSの再インストールという破目になります。お客さんの環境では、CHKDSKはスキップできませんでしたので、もしStage4で修復ができず止まってしまった場合は、LinuxでCDからブートするなどの方法でファイルを救出しかないので、最悪の事態も想定していましたが、とりあえずは一安心。ただ、お客様には、ファームバンキングを他のPCに移してから、このパソコンのハードディスクを交換して、OSの再インストールからやったほうがいいでしょうとお伝えしました。

因みにCHKDSKのStageとは以下の内容です。

Stage1:ファイルの検査(files)
Stage2:インデックスの検査(indexes)
Stage3:セキュリティ記述子の検査(security descriptors)
Stage4:ファイルデータの検査(file data)
Stage5:空き領域の検査(free space)

不用意にCHKDSKなんか掛けちゃいけませんね。

2009年1月18日 (日)

桐野夏生を読んでみる。

初めて桐野夏生を読んでみました。これまで何故読まなかったのか…う~ん、女流ミステリー作家の作品って、どうも小奇麗な感じがしてしまうのです。

柔らかな頬 『柔らかな頬〈上・下〉』 (文春文庫)
桐野 夏生 (著)
価格:¥620 

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NHKで「ジャッジ~島の裁判官 奮闘記~」というドラマがありましたね。南の島の若者が島が嫌で島を抜け出す。島しか知らない若者は、都会について行けず、騙されたり、苛められたり、悪事を働いたりして、傷ついて島に戻ってくる。

南の島は熱く、そして明るく、何か心安らぐイメージがありますが、北海道の田舎というのは、まさに寒村。南の島とは違い、寒く暗いイメージが付き纏います。そんな日本海沿岸の寒村で生まれた主人公のカスミが、高校卒業と同時に札幌の専門学校に行くふりをして、家出して上京してしまい、結婚をし、子供を持ちますが、子供が行方不明になり、それを探し出すまで、自分がリスタートできずに悩み苦しむ心の移り変わりを描いています。

ミステリーである村野ミロシリーズが有名ですが、本作はミステリーとして読むとラストに不満が残ります。ミステリーに分類しなければ、確かに直木賞受賞に値する作品であると思います。

自分が20代であれば、このような評価をしなかったと思いますが、自分の生まれた故郷や人生半ばでの閉塞感などを冷静に受け止められる年代の方には、カスミの心理は理解できるはずです。逆に、子の視点から読んでいくと、親と子の距離感、親が親であることを放棄したくなる瞬間などは、全く理解できないでしょう。

長編の割には単調なストーリーですが、ストーリー自体を大きく展開させることなく、登場人物の様々な心模様で枝葉をつけることで、謎解きの期待感を持たせています。特に後半では、いくつかの犯人像を提示しつつ、その背景を読ませることで、物語に深みを感じさせ、スポットを当てた人物が生きてきています。

機会があれば、これからも何冊か読んでみることにします。

2009年1月17日 (土)

ちょっと気になっていた『Q珈琲』

南区のショッピングセンターSociaの旧道側の駐車場入り口付近に「Q珈琲」なる不思議な喫茶店があります。気になるなあ…と思いながら、いつも素通りしてきたのですが、今日、やっと入ってみました。

ここは自家焙煎で、入り口横に焙煎室があり、入り口からして焙煎したてのコーヒー豆の香ばしい匂いが充満しています。

メニューを見ると、コーヒー一杯300円。安い… 今時、300円でコーヒーが飲める喫茶店なんてあるかい。

濃いめの「ゴールデンブレンド」をお願いしてみました。豆の保管スペースから豆を取って来て、ミルで挽き(喫茶店だもん、当たり前か)、目の前にカップになみなみと入った「ゴールデンブレンド」が到着。飲んでみます。

お・い・し・い…

マジにおいしい。こんなにおいしいコーヒーは久々に飲みました。会社のコーヒーも、これくらいおいしいの使ってくれないかなあ。

というわけで、Q珈琲はこんな看板でした(暗くてすみません)。

Q珈琲 『Q珈琲』
札幌市南区川沿6条2丁目3-4-5
TEL 011-572-2799
営業時間 10:00~21:00
定休日 火曜日

2009年1月16日 (金)

洋食と言えば『グリル・ラパン』

夜、お腹が空いたので、無性においしい洋食が食べたくなった。そんな時は…

『グリル・ラパン』
札幌市中央区南17条西6丁目4-1 ラパンビル1F
TEL 011-512-2695

大きな地図で見る

静修学園前にあります。ここは昔からあるけど、いつ行ってもお客さん入ってますね。フレンチ、イタリアン…色んなお店がありますが、ここは何て言ったらいいのかな、伝統的ジャパニーズ洋食っていうか(そんな言葉ないよね(^_^;))、とにかくホッとする正統派の洋食を出してくれるお店です。

メニューは、ビーフシチュー、オムライス、カツレツ、ハンバーグ、クリームコロッケ、フライなどで、どれを取ってもオールラウンドにおいしい。
今日は、季節限定の「カキのムニエル」にしました(相方は「カニクリームコロッケ」です)。隣のテーブルでは、おばあちゃんが、オムライスを食べていました。

今や洋食を食べたいときは、ファミレスという図式が当たり前の世の中ですが、ファミレスはセントラルキッチンで調理されたものを温めて提供しているだけなので、それが洋食だと教え込まれている子供たちは可哀そうな気がしますね。

洋食本来の味を堪能したければ、こういうところに行かなきゃ…
画像がなくてすみません。ホントにおいしいんだから。

2009年1月15日 (木)

結局、ファイナンスリースの消費税って?

平成20年税制改正において、所有権移転外ファイナンスリース取引について、法人税法上は売買として扱うということになりましたね。ただ、重要性の乏しいリース資産、つまり少額(リース料総額が300万円以下)、短期のリース取引にて賃貸借処理を行なった場合は、以下の例外を適用できることになっていました。

法人税法施行令 第131条の2 第3項
法第64条の2第1項の規定により売買があつたものとされた同項に規定するリース資産につきその賃借人が賃借料として損金経理をした金額は、償却費として損金経理をした金額に含まれるものとする。

なあーんだ、変わらんのか…
でも、消費税法はどうなったんだろう?
なんと例外規定がない!

ってことは、リース開始時に資産の譲渡が行なわれたことにして、リース資産の取得価額の全額を仕入税額控除の対象とするわけですね。なぜ消費税だけがこういうことになるんだ。納得行かない!

でも、新規のリース取引はないから、まあいいかと思っていたのですが、今回、自動車のリースが発生することになりました。面倒くさいことになりそうだ…

そんなわけで、調べてみましたら、いつの間にか
「賃借人における所有権移転外ファイナンス・リース取引の消費税法上の取扱い」なんていうのが国税庁のホームページに掲載されていました。いつの間に…

所有権移転外ファイナンスリース取引につき、賃借人が賃貸借処理をしている場合、そのリース料を支払うべき期の課税仕入れ等としてもよい(つまり従来からの会計処理でよい)ということですね。なぜ、最初から指針を明確にしてくれなったんでしょう。全く人騒がせな話です。

2009年1月14日 (水)

商標Qの軌跡 Vol.10

12月初旬に答弁書を提出した商標Qの審理はこれからどうなるのでしょう。これからどういうスケジュールとなるのか、弁理士さんに確認してみました。

12月初旬 答弁書提出
12月下旬 特許庁より審判請求人へ弁駁指令
1月末   弁駁書提出
4~5月  結審通知(その2週間後に審決)

口頭審理があればさらに3ケ月伸びるとのことです。

長い道程ですね… 

2009年1月12日 (月)

『ワイルド・ソウル』はやはり傑作でした。

Wildsoul 『ワイルド・ソウル』(幻冬舎文庫) 
垣根 涼介 (著)
価格:¥720

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先週読んだ「クレイジーヘブン」では垣根諒介を酷評してしまいましたが、まだ読んでいない「ワイルド・ソウル」をこの連休に読んでみることにしました。

本作は、原稿枚数1314枚という長編で、戦後の外務省の口減らしとも言える中南米への移民政策が犯した罪という根の深い題材を綿密な取材と調査を基に、犯罪小説として仕上げたスクールの大きな作品となっています。私が読んだ彼の作品の中では、この作品が最高傑作と言ってもいいですね。

貧乏くさい日本人-と表現されているように、日本人の国民性に対する国際的評価は、そんなものでしょう。貧乏くさいとは、金に執着しているということではなく、経済的な劣等感が日本人の心的ストレスになっているという意味であり、この作品に登場するブラジル移民である衛藤が後に事業に成功し、外務省への復讐を目的とした事件を企てるに当たって、実行の協力者である山本に金を渡す件で、次の言葉を借りて表現されています。

「金で幸せになることはない」
「だが、生活を潤すことはできる。不安はなくすことができる。必要なものだ」

「金で幸せになることはない」と言える人は、どれだけいるでしょう。金さえあれば、もっと幸せになれるのに-多くの人はそう感じているはずです。しかし、衛藤の言うように金は生活を潤し、不安をなくすために必要でこそあれ、それ自体が幸せを導いてくれるものではないですよね。

日本の貧乏くさい国民性は「金さえあれば、もっと幸せになれるのに」という潜在意識が誘導しているに他ならないのではないでしょうか。この著作は、南米社会についての、日本とは比べ物にならないくらいに過酷な日常生活を描きつつ、自分の思ったこと感じたことをストレートに表現し、実行する素直な南米人の姿も活き活きと描いていて、その人間的な魅力からエネルギーを感じ、精神的に解放されていく気がします。

多分、国民性という言い方で逃れてはいけませんね。今からでも遅くない、そういう精神的な解放感は、不幸を不幸と思わせない、別の次元での幸福感を味わせてくれる、それに気づくべきなのかもしれません

2009年1月11日 (日)

湯治に小金湯温泉へ…

テーピングをはずして、湯治に行くことにしました。
どこにしようか…第一候補は豊平峡温泉だったのですが、リクライニングチェアで、くつろぎながら本でも読んでいたいな…
とリクライニングチェアには勝てず、結局はいつもの「湯元 小金湯」へ。

Kutsurogi

到着は12:00。ひと風呂浴びて、リクライニングコーナー「くつろぎ」に行くとリクライニングチェアが空いてました。

窓から雪景色が見える絶好のポジション。ここで、ミネラルウォーターを飲みながら本を読んでいました。気づくと13:30、周囲を見るとビッシリ埋まっています。

ここで2回目の入浴。浴場はお昼前後は空いていたのですが、かなり人が増えてきていました。ドライサウナサウナ、ジャグジー、海藻湯(今日のイベント湯)、露天のコースで温まり、またリクライニングコーナーへ-

ここで、すっかりいい気分になり眠りこけてしまいました。最後にまたひと風呂浴び(ミストサウナ→ジャグジー→露天→内湯)帰ってまいりました。

で、足の調子はというと…楽になったようにも思いますが、よくわかりません。ただ、日々着実に良くなっているようで、歩くのも随分楽になりました。

2009年1月 9日 (金)

捻挫ごとき…と甘く見ることなかれ

私の右足首の捻挫は今日で2週間になります。歩くとまだ痛いので、整骨院に看てもらってはいるものの、やはり「レントゲン撮ってもらったほうが…」の声が周囲に強く、整形外科に行ってきました。

Kurakami

JRタワーにある「メディカルプラザ札幌」の『くらかみ整形外科クリニック』です。

メディカルプラザ札幌は、会社の健康診断に利用したことがあり、そのうちお世話になることもあるかもしれないな…と思っていました。新しいだけあって、中々落ち着けるスペースになっており、内科はもちろん、脳神経外科、産婦人科、循環器科、心療内科、歯科、美容外科まであります。受け付けは8Fにあり、総合案内で受付して、各科のクリニックに行くという流れです。精算は写真あるように自動精算機です。今風でしょ?

診察カードもここでは共通になっています。これは意外に助かりますね。実際、病院の診察券は財布の中に4枚入っていました。別に携帯しておく必要はないのですけどね。

さて、レントゲンの結果ですが、骨には異常はないようです。「捻挫ですねえ」と先生。
捻挫は通常3週間くらいかかるので、もう腫れも引いてきてし、あと1週間様子見て下さいとのこと。

そうか…捻挫って完治3週間なのか。やっぱり焦らず、無理せずってことですね。

2009年1月 7日 (水)

迷走の始まり…『クレイジーヘブン』

クレイジーヘブン 『クレイジーヘヴン』(幻冬舎文庫)
垣根 涼介 (著)
価格:¥630(税込)

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ハードボイルドってどういうジャンルでしたかね…
垣根諒介は、エンタメ系ハードボイルドの旗手かと思っていましたが、本書には些かガッカリしました。これは駄作ですね。途中で読むの止めようかと思ったくらいです。ちょっと男でも、目を背けたくなりそうな性的描写、主人公の短絡的な思考、シンプルすぎるストーリー、締めくくりの稚拙さ etc…

なんだかんだ言っても読み切ってしまいましたが、正直、ここ数年パッとしなかった理由がわかりました。小悪党を描かせるとあんなに魅力的な文章が書けるのに、どうしちゃったんでしょうね。

この作品のあちこちに出てくる「フレーム(枠)」がキーワードで、どうしようもない泥沼、言わば汚れた水が廻り続ける洗濯機の中に浸り切った人が、そのフレームから一歩外へ足を踏み出すのに、一瞬、誤った選択肢が脳裏をかすめることがある。

この主人公は、その一瞬の選択を過去と決別したいという一時的な感情に委ねてしまいます。結末は「今よりまし」。「こうなればいい」という方向に必ず転がっていき、それの連続で、期待を裏切らない分、ストーリーが段々読めてきてしまう。

彼の小説は、大抵は暴力的でありながら、真っ当な判断ができる、男から見てもカッコいい男がいつも登場するのだけれど、私が魅力と感じる強さと今回の主人公の強さは明らかに異なります。どちらにしても、大人の小説に脱皮しようとしたのでしょうが、初期の若々しさに彼のギラギラしたエネルギーを感じていた私にとっては、彼の方向性に疑問を感じますね。

というわけで、次は彼の作品でまだ読んでいない初期の作品に回帰してみようと思います。

2009年1月 6日 (火)

正月からボロボロな私に捧ぐ

ふと思い出したことがあります。かなり昔ですが、飲みにいったお店の女の子が自分の身に起こった別れ話をし始めたとき、「そういう時は、頑張らないことだね」と言ったら、ボロボロと涙をこぼしながら泣き始めたのです。「何か気に障ること言った?」と彼女に聞くと、「頑張ってって皆が言うので、気が張っていたんだけど、なんか頑張らないでと言われるとホッとしちゃって、素直に全て吐き出してしまいたくなったの。そしたら気が緩んで、一緒に涙が出て来ちゃった」と言う。

「がんばらない」(鎌田實著)という本がありましたね。確かドラマにもなったはず。これは医療の現場で、これまで頑張って生きてきた患者ができることは「がんばらない」こと、医療の現場でそれを支える人たちが「がんばっている」…そんな内容でしたね。そういう病院があるんだと感動した記憶があります。

ボロボロになった人へ

『ボロボロになった人へ』 (幻冬舎文庫)
リリーフランキー (著)
価格:¥520 (税込)

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リリー・フランキーが『東京タワー』を発表する前に、こんな短編集を出していたのをご存じでしたでしょうか?まあ、この本は私が衝動買いしたものなのですが、東京タワーでメジャーになる前、(黒田由美子氏のあとがき=読者による解説によると)リリー・フランキーがまだ日本人だとは思われていなかった頃に幻冬舎から出版された作品で、その時に本書を手に取った人は偉いな。どういう心境で本書を購入し、どう感じたか聞いてみたい気がする。

誰もが味わったことのあるボロボロ感。人はその一過性の感情から惰性で流されてしまうものです。それが常態化してくると、もう後戻りできないところまできていると感じたりします。そんな生活を、本書は決して否定的に捉えず、「そういうもんだよ」と諭してくれる筆者の温かさがこもった6編からなる現代の寓話とも言っていいでしょう。

そう、この短編集は「がんばって」とは決して言わない。そして、どんなに情けない境遇にあっても見守ってくれる優しさを感じ、リリー・フランキーという人の人間性を垣間見て、思わずファンになってしまう-そんな短編が収められています。ちょっと肩凝ってませんか?そういう人にはオススメの1冊です。

2009年1月 5日 (月)

おっ、いつの間にか可動式ホーム柵が…

Subway
都営三田線やモノレールでおなじみの「可動式ホーム柵」。札幌の東西線にもお目見えしました。
山手線の目黒駅でも試験中のようですが、札幌は東西線で一気に運用開始するのですね。
この工事は平成20年9月に新札幌駅で始まり、平成21年3月に西側終着駅の宮の沢駅で完了し、東西線全線に設置されることになります。

今日、久しぶりに大通駅乗り換えで地下鉄東西線を利用しました。大通駅は先月には設置されていたんだっけ…
すっかり忘れていたので、「おおーっ」と叫びそうになりました。札幌って、そんなに転落(自殺も含む)や接触事故って多いんでしたかね。まあ世の流れなので、早いに越したことないか…

2009年1月 4日 (日)

40代オジサンの心象風景…奥田英朗 『マドンナ』

Madonna 『マドンナ』 (講談社文庫)
奥田 英朗 (著)
価格:¥620(税込)

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部下に本気で恋してしまう40代の課長を描いた表題作「マドンナ」を始めとした、40代のサラリーマンの心理を鋭く抉った短編集です。
奥田英朗の短編集は、「イン・ザ・プール」「空中ブランコ」にも通じることですが、短編でありながら絶妙のタイミングで、自分の過去の経験に照らして共鳴するように「あ、これやばい…」というイライラ感が募ってきます。そうそう、私の初夢で体験した、あの感覚に似ています。

そして喉元を過ぎたところでホッとさせてくれる…そんなふうにしてヤミツキになるのですね。新春の1冊目でした。

表題作の「マドンナ」ですが、私は比較的恵まれてまして、魅力的な女性を部下に持ってきたこともあり、その心理は理解できます。逆に20代のOLからすれば、40代のオジサンなんか全く眼中にないという寂しい現実があり、心が痛みますね。

きっとクラブの女の子に入れ込んで、目当ての子を同伴で高級レストランに連れて行っては鼻の下を伸ばしているオジサンもきっと現実はこうなのです。寂しいな…可哀そうな40代。

個人的には「パティオ」には、しみじみと感じ入ってしまいました。老いていく父親、それに対してどうすることもできない自分、いつかは自分もそうなるであろうという寂しさ、色んな感情が湧いてきます。作品全体を貫く清々しい空気に包まれて、この短編集の最後を締めくくることで、読み終わった後も奥田英朗の風が静かに流れています。

坂田の借りは西岡が返してくれた。

WBCスーパーバンタム級タイトルマッチで西岡利晃が12R KO勝利。途中からなぜ右が出ないのかと不思議に思っていましたが、右の拳を痛めていたようで、12Rは左の連打だけでガルシアを倒しました。世界に一番近い男と言われながら、ウェラポンに世界を阻まれてきた西岡が王座奪取したのが昨年、今回は初防衛戦でしたが、32歳とは思えない素晴らしいスピードで挑戦者のガルシアを終始圧倒しました。西岡も私より1日遅れて正月を迎えたようです。
さて、WBAライト級の初防衛戦の小堀ですが、TVの冒頭で母親が出てきてコメントしている映像を見て、小堀の家庭環境はどんな感じだったのかWikipediaで調べてみたら、戦績で負けが1つ増えていたので、結果を先に知ってしまいました(Wikipediaの更新早すぎですね)。モーゼスのリーチを生かしたヒット&アウェイにしてやられた感じです。WBCのチャンピオンは、あのパッキャオだし、いつかはエドウィン・バレロとやらなければいけないことを考えると、スパーフェザーにウェイトを落として、再チャレンジしてほしいものです。

2009年1月 3日 (土)

今日から正月気分です。

というのも、禁断のウォークインクローゼットの大掃除に年末に着手してしまったためで、30日からやり始め、ウォークインクローゼットの中身を全部、寝室に一旦広げ、捨てるものは捨てる、取っておくものも整理する…そうして全てが完了したのが、昨夜の7時…

合間におせちを食べ、酔っぱらって寝てしまい、うんざりしながらまたやり始める…そうやって4日かかったってことですね。

その間、ボクシングのWBAフライ級タイトルマッチで坂田健史が挑戦者のデンカオセーンに敗れ、タイトルを奪われた大晦日、私は寝室で黙々と整理をしていたのですが、そろそろ中盤なので、タイトルマッチでもみるかと思って、TVのチャンネルを変えると総合格闘技の「FieLDS Dynamite!!」になってしまっていて、 「ん?もう終わっちゃった?」
坂田が序盤でのKO勝利というのは考えにくく、逆にいつもスロースターターなので序盤にやたれてしまったのか???
ネットで確認したら、やはり最悪の結果に… 復帰してほしい。
坂田のインファイトは好きなんだけどな。これで引退というのでは、余りに寂しすぎる。彼の序盤はいつも危なっかしいのですが、あんなふうに一撃で倒されるとは… そんなわけで私は一気に不機嫌になり、その夜は飲んだくれ、元旦から黙々と整理に取り掛かったのでした。

気づいたら今日と明日しか休みは残されていないのですね。私の正月はまだ始まったばかりなのですが…

明けました。

その駅はちょうど小学校の体育館くらいの大きさだった。
今日のうちに発ってしまわないと、明日の東京での会議に間に合わない。明日の午前10時から始まるプライバシーマークの会議は遅れて出席するわけにはいきそうにない。

大阪常駐の松下がやってきた。
「夕方からのFMのDJのバイトが終わったところで6時だったから飛ばして来たんだけど何とか間に合いそうだよ」
「DJなんてやってたんだ。全く気づかなかったな」
会社員がDJのバイトなんかやっていいんだっけ?社長は知ってるのかな。
そもそも、こいつ大阪にいるはずなのに、何で今、ここにいるんだろう。
そんなことを思いつつも、口にするのも面倒なのでやめた。
「そろそろ時間だ。行こうか」
私が声を掛けた。
「空港まで35分ですよね。夕食はとりました?」
「いや、まだ。売店で何か買って行こうか」

売店には店員はいなかった。メロンパンがおいしそうだ。焼き立てのパンが綺麗にトレイに載せられているのを見ると、普段から進んで食べるものではないが、無性にメロンパンが食べたくなった。
改札のほうを見ると、駅員が慌ててやってきた。
「メロンパンですね」
「はい」
「155円です」
財布から100円玉を2つ取り出し差し出すと、その駅員は釣りを15円くれた。
「お釣り足りないよ。それとこのパン、袋に入れてくれないの?」
「ああ、ごめんごめん」
そう言いながら、ゆっくり1枚ずつ数えながら、不足分のお釣りをくれた。発車まで時間がないので焦る。
「あの~袋は?」
「ちょっと待って下さいね」
そういいながら駅員は、パンを入れる袋をカウンターの下をゴソゴソと探し始めた。だんだん時間がなくなっていく。
「ありましたあ」そう言ってゆっくりパンを袋に入れてくれた。親切に慣れない仕事をしているのだから文句を言いたくはないが、状況を察してもらいたいものだ。

そして改札に向かおうとしたときに、まだ切符を買っていないことに気付いた。切符に自動販売機がない。仕方ないので、窓口で買うしかないか。窓口に向かうと、先ほどの駅員がそこにいた。
「新千歳空港までお願いします」
「1550円になります」
「えっ?1040円じゃないの?」
「ちょっと待って下さいね。調べて来ます」
そう言ってデスクに戻って調べようとしている。そろそろ時間も限界だ。
やっと戻ってきた駅員は、ミスであったことを丁重に詫び、私が差し出した2000円を受け取ると、150円の釣りをくれた。
「ちょっと、お釣り間違ってますよ。」時間がいよいよ無い。焦ってきた。釣りなんかどうでもよくなってきたが、そんな状況を駅員は全く解してないようで、また硬貨を1枚ずつ、口で数えながら、ゆっくりと私に正しい釣銭を差し出した。もう発車の時間だ。私は、それを鷲づかみにすると、ポケットにそのまま押し込んで、改札に向かった。改札抜けて、ホームまで走って行くと、目の前を列車が動き始めていた。
「あ~すいませ~ん!」
目の前には別の駅員が立っていて、両手を横に広げ、私に向かってこう言った。
「あ~もうダメダメ。行っちゃったから…」

以上、私の初夢。どんな1年になるのでしょう。

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