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2008年10月

2008年10月31日 (金)

商標Qの軌跡 Vol.5

弁理士さんが、取消審判の特許庁での登録日を調べてくれました。
10月21日でした…

ガーーーン!
確定日付は何の役にも立たなかったってこと?

弁理士さんがメールで、「とにかく、たくさん証拠を集めて下さい」と言ってきました。
う~ん、本当に商標使っていたのに、証明できないというのは納得いかないなあ。悔しいなあ…
弁理士さんは、これまで私からカタログのPDFファイルなどをメールで受け取っているので、それを証拠にしようかとも言っていました。

今日、ビジネスマッチングサイトから見積依頼が2件あり、見積提出するかどうか検討している最中に、そのフォルダの中のファイルを見て、ふと、あるファイルの存在に気づきました。
10月の中旬にビジネスマッチングサイトの更新をしたときに取っておいた元の画面のPDFファイル… そのファイルを開けると「あった!商標付きの商品紹介」、PDF化した日付がフッタにしっかり入っている。
…10月15日!
このサイトは一般に公開されているサイトです。

よし、いける!

弁理士さんに「偶然にもこんなファイルがありました!」とファイルを送りましたところ、「天は見方してきていますね」と返信ありました。

これで連休は気持ちよく休めます。

海堂尊の三部作と並行して進行するもう一つのストーリー

「チーム・バチスタの栄光」が、10月からTVドラマ化されて既に3回の放送を終えました。白鳥が仲村トオルというのは、キャラが違うという当初懸念しましたが、それを振り払う見事な演技力です。仲村トオルは実は3枚目が上手いんですね。田口先生が伊藤淳史というのは、未だに違和感があり、バチスタはこれで行けたとしても、続編を読んでしまった私としては、2作目以降がTV化された場合、このキャスティングは続かないだろうと思いっています。
今月上旬には、産科医不足により、脳内出血の妊婦が緊急時受け入れ先が見つからず、たらい回しとなった妊婦が死亡するという事件が発生しました。これは海堂尊『ジーン・ワルツ』でも暗に予告されていたことで、いつかは爆発するであろう地雷をとうとう踏んでしまったと感じました。厚生労働省が大学病院の医局制度解体を打ち出したことで、地域医療の崩壊が進んだ一方、地方の病院が次々と経営難に陥り、そのことが地方総合病院の医師不足に繋がるという悪循環が続いています。地域医療は、大学医局が多少無理をしても医師の人材をやり繰りして成立していたという実態を軽視していたのでしょう。地域医療の再構築は地方自治体には荷が重すぎるし、厚生労働省の医療政策を問うような議論の高まりも今ひとつ。こういった問題が、政治上の重要課題として取り上げらず、選挙においてもプライオリティーが低いことが不思議な気がします。

螺鈿迷宮 『螺鈿迷宮』
海堂 尊 (著)
価格:¥1,680(税込)

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そんなわけで、本書を手に取ってみることにしました。
この著作では、「終末期医療」問題を取り上げています。一連の彼の著作で舞台となってきた東城大学がある桜宮市にあるもう一つの病院「桜丘病院」。東城大学病院が「光」とすれば、桜丘病院は「闇」を受け持つ。光と闇は「生」と「死」をも意味するわけで、治療は東城大学、再発すれば桜丘病院と分業が進んでいる。そういうシチュエーションで、主人公の医学生「天馬大吉」と、桜丘病院に医師、看護師として潜入する厚生労働省官僚の白鳥、そしてその部下「氷姫」こと姫宮が、桜丘病院が抱える闇の問題を暴いて行くというストーリーです。
奇想天外なキャララクターとして描かれてきた白鳥が時間経過とともに、少しずつ存在感が薄くなってきているのは残念です。
それはさておき、本作で筆者が主張しているのは、大きく言うと2つ。
まずは終末期医療の問題。現在の政策は、生きているものには金は出すが、死に行く者のは金は掛けないというもので、この状況下では、終末期医療はますます衰退していく。合理的と言えば合理的ですが、本書ではデスコントロールという倫理上の問題の可能性を予見しています。
もう一つは、死亡時医学検索の手法上の問題。現在の、「死」の医学に金を掛けない政策は解剖率の低下をもたらし、死因不明のまま不正確な死亡診断書が記述されるケースが増えていると危惧されます。解剖自体が証拠隠滅につながるという根源的な問題もあり、著者が一連の作品の中で訴えているオートプシー・イメージング(AI)が有効な手段であるにも関わらず、国内ではそれが認められていないことが問題であると主張しています。これは筆者の本業(大学病院勤務医)における重要なテーマであり、随所にそのメッセージが織り込まれています。
この作品は舞台は東城大学から離れている上、田口の出番がほとんどないことから、「バチスタ」「ナイチンゲール」「ジェネラル・ルージュ」三部作の続編とは言い難い作品ですが、三部作のストーリーと並行して、進行していたもう一つのストーリーとして、三部作の読者は読んでおくに値する作品です。最後は、さらに今後の著作において登場するであろう一人の女性の存在の余韻を残しつつ、物語を閉じています。どこに出てくるのか、今後の著作が楽しみです。

2008年10月30日 (木)

ベイクドカレーなんです…『なんぷカレー』

来年5月に島サミットが開催されるトマムに行ってまいりました。
車で片道150kmの道程、帰りはルートを変え、少し遠回りですが、南富良野町幾寅(高倉健主演「ぽっぽや」の舞台ですね)~金山経由にしたので、久しぶりに「なんぷてい」で遅めのランチ。ここのオススメは「なんぷカレー」です。

なんぷてい ■『なんぷてい』
北海道空知郡南富良野町幾寅
TEL 0167-52-2733

9月に札幌大通公園で開催されていた「オータムフェスト2008」で「なんぷエゾカツカレー」を食べる覚悟だったのですが、行こうと思ったその日は、あいにく雨で、すっかりタイミングを逸してしまっていました。「なんぷエゾカツカレー」にするか「なんぷカレー」にするか迷ったのですが、実際に来てみると「なんぷカレー」がどうしても食べたくなり、なんぷカレーにしました。

なんぷカレー ■なんぷカレー
  \1,050

このカレー、アツアツの鉄板に大盛のライス、ステーキ、野菜が盛られ、ステーキをレアくらいに焼き上げたところにカレーを流し込む…
そうすると鉄板の上でカレーがグツグツといい始める。ライスも少しずつ焼きあがってきますので、アツアツのところを食べる…
そういう変わったカレーです。昔はよく食べに行ったのですが、久しぶりに食べてみて、やっぱり美味しい!
今日の最大の収穫は、やっぱりこれですかね。

※このページの写真は『なんぷていホームページ』から転載させていただきました。

2008年10月29日 (水)

商標Qの軌跡 Vol.4

これは私のチョンボか?

今日、会社宛に特許庁から特別送達が来ました。「特別送達」って嫌ですね。会社で目にするのは訴訟関連、給与の差押えなど…いずれにしても、封筒に「特別送達」と書いてあると、ドキリとするものです。

封を開けてみると、やっぱり…「(取消審判)請求書副本の送達通知」

審判請求書は…

●請求日 平成20年9月30日

1.審判事件の表示
商標法第50条第1項の規定により商標登録*******号取消審判事件

2.請求人
住所 大阪府…
氏名 Mr.X(個人名)

3.被請求人
当社

4.請求の趣旨
商標法第50条第1項の規定により、登録*******号商標のうち「電子応用機械器具及びその部品」について登録を取り消す、審判費用は被請求人の負担とする、との審決を求める。
  ・
  ・

「来た来た来たあ~」

つまり、Mr.Xが、「被請求者(当社)の商標は過去3年間使用されていないのだから、取り消せ!」と特許庁に訴えたわけです。ドラマやなあ… 本当にこういうのあり?

請求書を読んでいて少し腹が立ってきたのですが、大きな疑問が2つ。

▼疑問1
Mr.Xって誰?
この人全く知らない。
きっと弁理士じゃないか?
「弁理士ナビ」で調べて見るか
…ない!
よし、ググってみるか
…彫刻家?違う違う。でもそれらしき人いない。
それじゃあ、Google Map!住所書いてあるもんね。
…う~ん、家屋の形からすると周囲の一戸建てより大きい。これは小さめのビルか、豪邸のどちらかだな。収穫なし。

まいった!全くわかりません。普通は
 請求人=会社
 請求人代理人=弁理士
という表記かと思うんですが、どこが仕掛けてきたのか全くわかりません。考えられる会社は
A社:本社東京
H社:本社東京
T社:本社兵庫県
こう並べてみると、大阪だからやっぱりT社なのかな… でも、出願して一旦拒絶され、期間延長の末、最後に9月12日に意見書(譲渡交渉などの然るべき措置を取る)を提出したH社かも?日付は符合しますので、これが然るべき措置の一つなのかもしれない。

▼疑問2
(1)審判請求日=9/30
(2)特許庁起案日=10/22
(3)発送日=10/27
(4)送達日=10/29
これに対して、当社側の証拠物件は確定日付が10/23
不使用取消に掛かる過去3年間の起算日は、審判請求の登録日とされていますが、登録日って(1)?(2)?
もし、(2)が登録日だとすれば… 青ざめる私。というのも、「確定日付取ろう」という方針が出たのが10/16ですから、10/21までに公証役場に行くことはできたはず…
なんてことだ。ギリギリOUT!これもまたドラマだなあ…

弁理士さんに電話してみましたが、今日は出張です…とのこと。答弁書は40日以内。

ドラマは急展開!また報告します。

2008年10月28日 (火)

Pマーク更新への道程 【番外編】

Pマーク更新への道程が終わってしまったので、Pマーク関連の記事が書けなくなっちゃいましたが、今回は【番外編】として記事にしてみます。

本日、とある企業におじゃましたときに、Pマークの話になりました。
その企業は9月に現地調査があり、恐ろしい数の指摘事項があったそうで、その回答期限(原則3ケ月以内)に向けて、整理している最中とのことでした。指摘事項で一番重いのが「監査」だそうで、「監査チェックシート」の大幅見直しをした上で、おそらく再度監査をすることになると思われます。これは大変ですね。
さて、もう一つ、安全管理措置に関して「ログ管理していない」という指摘があり、ソフトウェア購入するにもお金がかかることから、どうしたものか-と悩んでいらっしゃいました。そこで、私がお勧めしたのはこれです。
■LanScopeEco(MOTEX社)
URL https://www.lanscope.jp/eco/index.php

LanScope Ecoは以前、記事で紹介しましたが、マネジメントウェアと称して販売されてはいるものの、セキュリティの機能に優れたソフトウェアです。Pマーク関連で利用するには、必要にして十分な機能を提供している上、導入が簡単で、同種のソフトと比較してかなり安く価格設定されています。そのセキュリティの機能をまとめると…

°。°+°。°+ °。°。°+°。°+ °。°°。°+°。°+ 

(1)ログ管理
・クライアントPCへの負荷を最小限に抑え、クライアントPCの操作ログを完全収集
・Windowタイトルを記録(WebアクセスログはURLまで取得)
※LanScopeCatではWebアクセスURLは、オプションですがEcoでは標準対応です。

・見やすいカテゴリ毎のカラー表示(インターネット=黄色,ファイル操作=水色,印刷=ピンク)
・ログの検索/フィルターは日付・時刻・内容・カテゴリー・詳細・印刷枚数の複合検索
 →キーワード検索も可能
※JISQ15001:2006で要求されているレベルであればこれで十分です。
(2)ハードウェア資産管理
・ECOクライアントのハードウェア資産の情報を自動的に収集
・資産管理台帳代わりに利用可能な詳細に渡る管理項目
・CSV形式で出力でき、CSVデータで編集後に読み込むことが可能(資産No.・購入先・リース期限など)
(3)ソフトウェア資産管理
・インストール・アプリケーション情報を自動収集→不正アプリのチェック
・Office製品のバージョン毎の台数を集計→ライセンス管理
・ウィルスバスターのパターンファイルの更新状態の管理が可能(パターンが古い場合は赤で表示)

°。°+°。°+ °。°。°+°。°+ °。°°。°+°。°+ 

以上の機能は、元々は"LanScope Cat"で提供されているものですが、その基本部分がLanScope Ecoに流用されており、中小企業にも普及しやすい価格で製品化されています。

また、LanScope Ecoは、MOTEX社のHPから評価版(フル機能)をダウンロードでき、60日間無償で試用可能です。従って、とりあえずは評価版をインストールして即日、ログ管理を開始し、60日以内に評価して、この機能で問題なければ、ライセンスキーを購入すればよいのです。

評価期間のログはライセンスキーを購入することで、そのまま引き継がれます。
価格は
10ライセンス \98,000
30ライセンス \180,000
50ライセンス \258,000
70ライセンス \350,000
  ・
  ・
となっています。MOTEX社の公認リセラー(当社もリセラーです)から購入する形態ですが、これもMOTEX社のHPで指定するようになっています。

2008年10月27日 (月)

空間も金なり…

昨日、『里の野菜くりやま屋』で購入したインカパープルでビシソワーズを作ろうと思い立ち、ミキサーを探しましたが、見つかりません。

というのも、「いつか使うだろう」と思って、発砲スチロールのパックや気に入ったプリンのカップ、お店の袋などをいつまでも取っている我が家の女性陣は、ミキサーよりそれらのほうが優先順位が高いらしく、ミキサーをしまいこんで、どこにあるかわからないとおっしゃる。

キッチンの横に階段下の物置があるのですが、そこであろうと開けてみて、「う~ん、この雑多なモノの下敷きになっているに違いない」と思いつつも、この物置は棚がないために、真剣に探そうとすると、全部、物を引きずり出さなきゃいけないのです。

そこで、「よし、棚を作っちゃえ」と思い立ち、ホームセンターへ…
1バイ材を買って来て(棚は家にあったフローリング板を使用)、作業開始!モノを引きずり出すのに1時間半、寸法を測り、丸のこでカットするのに1時間、木ねじで留めるのに30分…できた! 休みながらやったので、気づいたら午後8時。

さあて、ここからが問題。整理して入れるかどうするか?女性陣は最初から「明日があるから」と言って気が進まなかったので、私の「場所も金だろー」という独り言も耳に入らないらしく、グダグダやっている。「悪いけど、もう寝る」と言って午前1時に就寝。そして私は、そのまま作業を続け、先ほどやっと終了しました。

「空間も金なり」ということを解さないのは我が家の女性陣だけなのでしょうか?

明日こそ、インカパープルのビシソワーズを作るぞ!と決意を固めて寝ます。

2008年10月25日 (土)

収穫の秋も終盤『里の野菜くりやま屋』朝市の最終日

今日は、里の野菜くりやま屋の最終日。

朝市 北海道青少年会館前で、6月から毎週土曜日に開店していた「里の野菜くりやま屋」は、本日10月27日をもって今年の営業を終了しました。

そのうち行かなきゃと思っていたのですが、いよいよ最終日となったので、足を運んでみることにしました。朝8:00オープンで、ちょっと寝坊したために、到着した時刻が8:30を回っていました。お客さんがぞろぞろと帰っていくところで、農家の人に「お世話になりました~」なんて言って帰って行きます。この朝市が、ここでは定着していて、常連さんが多いことを窺い知りました。
ちょっと紹介しましょうか。

インカパープルとスタールビー インカパープル\100
スタールビー\100

『北海道農業研究センターの一般公開に行ってきました。』で、少し解説しています)
肉色はインカパープルはパープル、スタールビーは黄色です。

ヤーコン ヤーコン\120
小玉ねぎ\150

葉

農家のおばさんが「これ何だかわかる?」と聞くので、
「フキかなあ…白菜?」
と考えていると、会館のおじさんがやってきて
「おっ!これはゴボウの葉じゃないか。これ体にいいんだよ。おれなんか、脳卒中になりそうになって鼻血で済んだ。ホントだって」と言う。
これは売り物ではないらしく、おばさんが「持っていっていいよ」というので、もらって来たのですが、「さて、何の料理に使えるの?」と今もキッチンに無造作に置いてあります。

Shopping

というわけで、本日のショッピングは、計890円也。
青みの濃い瑞々しいホウレンソウは\100、玉子(「幸せの赤いたまご」と言っていました。ヨード卵)は\300、ニンニクは\170。

そう言えば、ゆり根味噌をお歳暮でいただいたことがあります。あれは美味しかったなあ。限定販売らしく、すぐ無くなっちゃうと言っていましたが…

飲み過ぎ注意…『沖縄美食BAR うみんちゅぬ やまんちゅぬ』

はは…飲んだくれた木曜日に行った沖縄料理店です。
うみんちゅぬやまんちゅぬ 『沖縄美食BAR うみんちゅぬ やまんちゅぬ』
札幌市中央区南3条西1フロンティアビル3F (スガイ隣り)
011-219-2319

オリオンビールから始まり、2杯めから泡盛のロックに突入。マスターが現地調達している珍重な泡盛まで飲み放題で提供しています。
「菊の霧赤ラベル」「多良川琉球王朝古酒」…と飲み続け、最後は宮古島の44度で締めくくり。100分で、いい具合に酔っぱらっていました。

料理のほうは、当日OK3000円コース(100分飲み放題)でしたが、ボリュームは、それほどではないにしても、泡盛のお供としては、十分に多彩な料理が出てきました。お造りは北海道産ですが、それ以外は沖縄の食材が中心で、「海ぶどう」がこんなにイケルものとは知りませんでした。泡盛がどんどん進みます。ホールの女の子の接客も◎、何でも教えてくれて(期待通りの答えが返ってきます)、なななかいいお店でした。

Umi2
(箸のキープもありました)

AM2:00までやっているようなので、宴会のあとに少し飲み足りないというような時にも是非行ってみたいお店です。た・だ・し、度数の高い泡盛は、ちょっと経ってから効いてくるので要注意ですね。実は、その日の帰りのバスで乗り過ごしてしまいました(泣)

2008年10月23日 (木)

商標Qの軌跡 Vol.3

弁理士さんから、補足のメールが来ました。

T社に11B01のみ譲渡するとなると、11B01の類似群コードで取消審判を訴えてくる可能性がある。
11B01にも抵触するという表示をホームページ上に載せられないか?

つまり、こういうことです。

11B01:電気通信機械器
11C01:電子応用機械器具及びその部品

当社はソフトウェアなので11C01。T社は液晶モニターのようなものなので11B01。弁理士さんが言っているのは、例えば「このソフトウェアは液晶モニターでも使用できます」という表示は可能か-という話です。私は「表示は可能だけれど、その表現には無理があり、実質的には意味をなさないのでは?」と回答しました。
弁理士さんは「そうですね。分割譲渡の意向は先方に伝わっているし、先方としては、使用差止請求や商標権侵害の提訴という逆襲が恐いはずなので、様子を見ましょう」

分割譲渡するときは、先方と友好的な関係を作っておかないと、類似群コードをタテに逆襲される可能性もあるんですね。変な話ですが…

分割譲渡に関しては、A社、H社との交渉も今後あり得るため、「ウン百万+出願費用は先方持ち」という条件をT社に提示しています。ただ、T社は国内販売実績は月5~6台なので、そういう条件なら販売を停止する可能性を示唆していました。しかし、製造元である欧州のメーカーは「全世界的に、この分野(マイナーな分野ですが)では著名な製品なので、日本で販売できないのは痛手」と言っているようです。でも、この商標権は米国とオーストラリアでは、H社が持っているはず… 同じ問題が発生するような気がします。

商品自体を守るために、商標登録の重要性を再認識しました。

2008年10月22日 (水)

NECが「働きやすい会社No.1」なわけ

日経BP社のBPnetで大前研一氏が「NECは不振事業をどう解消すべきか」というコラムを書いています。いみじくも、ysdさんが「こんなコラムがあるよ」とメールをくれたその日にNECに行っていたわけなんですが、NECから会社の東京支店に向かう途中で、コーヒーを飲みながら、ノートパソコンを開いて、このコラムをふむふむ…と読んでいたわけです(サボってました)。
で、コラムに「働きやすい会社No.1」と記載されていたので、そのままブログに載せちゃったというわけ。つまり、根拠は、その時は知らなかった。

というわけで調べてみましたよ。調査機関は日経産業新聞でした。

順位 昨年  社 名 (総合得点)
1   2  NEC (722.27)
2   1  松下電器産業 (720.50)
3    22  日立製作所 (709.97)
4   10  三井住友海上火災保険 (702.98)
5    5  凸版印刷 (677.30)
6   16  大日本印刷 (677.29)
7    9  三菱電機 (665.98)
8    3  東 芝 (654.18)
9   17  シャープ (646.07)
10   4  日本IBM (640.47)
11   6  富士通 (639.18)
12   12  日産自動車 (637.09)
13   66  アメリカンファミリー生命保険 (636.07)
14   35  大和証券グループ本社 (635.45)
15   159  あいおい損害保険 (631.68)
16   13  帝 人 (630.95)
17   ―  パソナグループ (629.59)
18   23  富士フイルム (627.85)
19   11  東京海上日動火災保険 (626.11)
20   8  日本ヒューレット・パッカード (625.13)

詳細は、ここを見て下さい。

概説すると、評価項目別には-
・社員の意欲を向上させる制度…3位
・人材育成と評価…1位
・働く側に配慮した職場づくり…2位
・子育てに配慮した職場づくり…11位
という内訳になっており、確かに総合1位のようですね。

さて、大前研一氏のコラムは、こういうこと。

「半導体子会社NEC-EL株は25%までは米投資ファンドペリー・キャピタルに売れ」
「パソコン事業は台湾のAcerに売れ」
「携帯電話事業はモトローラと折半出資で事業統合せよ」

そして、IT・ネットワークのソリューション事業に特化すべきと主張しています。
私がNECにいた頃(もう15年前か)に、「ソリューションカンパニーを目指せ!」と関本社長がおっしゃっていましたが、15年経っても同じことが叫ばれているわけですね。あー、進歩がない!

それで、実態はどうかというと、私が先日お会いしたNECの方は「ソフトウェア開発は見積が高すぎて、競合しても勝てないから、最近はハードの商談ばかりですよ」とおっしゃる。
そう言えば、当社も春にNECとソフトウェア開発で競合したのですが、彼らの見積は当社の1.5倍でした。結局は、当社が受注したのですが、お客様は「ハードはどこでもいいよ」とおっしゃるので、NECに直販してもらうことにしました。提案内容は良かったんですよ。でも、お客様曰く「NECに頼んだら、結局いくらかかるか分からないので不安」だとか…

ソリューションの力はあるのかもしれませんが、コスト構造が悪いのでしょう。それは「働きやすい会社No.1」ときっと関係がある…と私は思っていて、大前氏とは見方が違うのですがね。
潜伏させてもらえれば、もう少し明解にお答えできると思いますが、「働きやすい会社No.1」については、以上のように分析させていただきました。

2008年10月21日 (火)

10月の受付

10月と言えば…
Haro_2
「Halloween!」
毎月、会社の女の子が模様替えしています。

2008年10月20日 (月)

WebMoneyの使い道

9月に会社宛にかかってきたアンケートに答えたら、WebMoneyがメールで送られてきました。

WebMoneyホームページ

メールでプリペイド番号が通知されますので、Webサイトにてプリペイド番号を入力すればWeb上で支払いができるようになります。対応するサイトはオンラインゲームを始め、デジタルコンテンツなど多彩にあるのですが、私は楽天スーパーポイントに変換して、楽天でショッピングに使用しました。全部使ってしまったので、残高はゼロです。
何を買ったかというと、MicroSDです。

  『上海問屋』 
  2GB MicroSD \499

  『上海問屋』 
  1GB MicroSD \399

MicroSDもここまで安くなったんですね。

池澤夏樹『光の指で触れよ』…残りの人生をいかに生きるか?

Hikari_finger 『光の指で触れよ』 中央公論新社
池澤 夏樹 (著)
価格:¥2,310(税込) 

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この本を読んで、とても困難な事態に陥ってしまいました。

『すばらしい新世界』の続編として書かれた本作は、現代の家族が抱える核家族、夫婦という形式的な人間関係から、スピリチュアルな関係(この中ではフランスやスコットランドのコミュニティーにそれを見出しています)を求めて彷徨う自分と同年代、つまり人生の折り返し地点にいる人たちが抱える苦悩が描かれています。例えば、夫婦は感情に流されないよう婚姻という手続きで縛る、それから自由になるということは安定を失うことであり、安定を望めば自由は制限される… そんな風に感じている人は、この年代には特に多いでしょう。

職業としての仕事についても、人生の半ばにして自分の目的を達するか、現状のままではこれ以上、目的を見いだせない人が、残りの人生に漠然とした不安を抱えるのは、至極当然のことですよね。本書の中では、パーマカルチャーやコミュニティーにその関心が向かうわけですが、それを見つけることができないのは寂しいことです。私も含めて。

人の幸福は、物質的な欲求の充足ではなく、心の問題。コミュニティーに集まる人たちのように、何か絶対的な存在を拠り所にしているピュアな精神状態を共有することができるとすれば、大方の人は救われるのでしょう。それが、宗教や信仰であってもよいのです。

資本主義経済において、根源にある物質的欲求を否定することはできませんが、それで幸福なのかと疑問を抱き始めると、正しいと思っていた解が脆くも崩れていきます。その時、何か絶対的な存在(仮に実在しなくても)を持つ人が強い人なのでしょう。先月、偶然聴いたゴスペルシンガーのkikiさんも同じようなことを言っていたような気がします。

主人公である林太郎の抱える精神状態が、自分自身に重なって、残りの人生をどう生き抜くか考えさせられる作品でした。特に40代の方にオススメの一冊です(多分、20代、30代の方は批判が多いでしょう)。

2008年10月19日 (日)

商標Qの軌跡 Vol.2

東京出張での弁理士さんとの打ち合わせ内容をまとめてみました。
まず、H社が意見書で述べている「譲渡交渉等」について。
H社が取るであろう手段としては
(1)取消審判
(2)放置
(3)譲渡交渉
弁理士さんとしては、まず最初に考えられるのは、取消審判でしょうとのことで、取消審判の申し立てから過去3年以内に使用していたかどうかが争点になるとのことです。これは誤解していました。商標登録してから3年以内ではないのですね。従って、証憑類については、公証役場で確定日付を押してもらい準備しておくことにしました。証憑とはカタログや商品の受領書などです。弁理士さんによると、これは取消審判の申し立て以前の日付であれば問題ないそうで、受領書があるというのは大きいとおっしゃっていました。
次に、取消審判が不可能と考えた場合、相手が何らかの動きが出るまで放置する…
では当社はいつまで放置を許すか… 先月出願した標準文字商標が登録されるまで-現在、当社が持つ商標権はロゴ商標なので、権利としては万全ではないのです。どういうことかというと「標準文字」でなければ、相手方はロゴをそのまま使用して侵害しているわけではないので、仮に使用権を認める形になった場合、ロゴの使用権ということになってしまう。従って、標準文字の登録が完了した時点で、名称そのものについての使用権を与えることで、呼称も含めた広範な使用権を与えることになり、より価値の高い(つまり儲かる)使用権設定ができるというわけです。
最後に譲渡交渉についてですが、すぐ譲渡交渉が来るとは考えづらく、現行の状態は、特許庁も半年程度であれば認めるだろうとのことでした。つまり、認められない場合は「最終処分」として却下となるのですが、それには半年程度の猶予期間があり、その期間内で譲渡交渉すればいいわけですので、みすみす不利な譲渡交渉をするくらいであれば、性急に行う必要などないのです。当社としては、使用権を設定する、あるいは譲渡する場合の価値も含めて、標準文字での登録が完了するまでは、何も行動を起こさないということにしました。

一方、商標権侵害に当たる3社の内、既にコンタクトが取れているT社については、実際にメーカー(欧州)が、使用するための条件提示を求めてきているので、条件を提示することにしました。当社の商品は第9類の類似群コード11C01に当たるわけですが、このT社が扱っている商品は、11B01である可能性が高く、登録上11B01のみ譲渡してしまえばいいわけです。現在、追加で出願している2つについても11B01を外すのが条件です。

というわけで、新たな一歩を踏み出します。

2008年10月18日 (土)

小金湯温泉で酒を抜く…

昨日は、グダグダと2:30まで飲み過ぎてしまったので、家も居心地が悪く、小金湯温泉『湯元小金湯』へ-
10時オープンに合わせて、バスで行くことにしました。バスは地下鉄真駒内駅から無料運行しています。
Nakaniwa_2 
到着後に一風呂浴びて、リクライニングルームに行くと一番乗り、誰もいないリクライニングルームから見える秋色に姿を変えた庭をながめながら、本を読み始めたら、30分もしないうちに睡魔に襲われ、気づいたら1時半でした。気分は爽快、二日酔いの酒はすっかり抜けていました。
Chanchan
昼食は施設の中にある「桂亭」で、「鮭のちゃんちゃん焼き御膳(880円)」をいただきました。頼んだ後に気付いたのですが、「しれとこ石臼挽」の十割蕎麦をここで打っているらしく、蕎麦にすれば良かったかなと少し後悔…
食後にまた温泉に浸かり、再びリクライニングルームに行くと、大半の席が塞がっていて、TVの近くの席が開いていたので、パリーグ・チャンピオンシリーズのダルビッシュの快投を見ながら過ごしました。日ハムの圧勝でしたので、ゲームが終了すると少しずつ席が空き始め、静かになっていき、またうたた寝。目が覚めると6時…
結局、10時から夕方の6時まで、ボケーっと過ごし、体に残っていた酒、疲労は抜け切って、身も心もリフレッシュしました。読書は一向に進みませんでしたが、今読んでいる本は自分を見つめ直す精神の旅を描いた本なので、じっくり時間をかけて読みます。

2008年10月16日 (木)

スカイマークの旅。自業自得…

Skymark

今日は東京出張。

経費圧縮のため、私が旅費交通費の見直しを言いだして、飛行機については9月から、
・特割7(7日前予約)ならANA
・それ以降は原則SKYMARK
となっております。

行きは朝の便の特割7が予約取れなかったので、AirDOの8:00の便を利用(SKYMARKの1便は遅い)、帰りはSKYMARKで日帰りとなりました。SKYMARKを利用するのは二度目ですが、改めて機体の小ささを実感。左右3席、中央に通路が一つ。お茶も出ない… たかが1時間半だから仕方ない(っていうか、自分が言い出したことじゃないか)。

午前中、久しぶりにNECの本社ビルへ
/Nec ■NEC本社ビル
懐かしいなあ。昔はこの会社にいたんだ。

何だか時間が止まっているような感覚。走り続けることに慣れてしまった今、ふと、こういう会社で過ごす人生の選択肢も、あの時はあったんだなとつくづく思う。「働きやすい会社No.1」に選ばれた企業らしいですね。

午後は弁理士さんとの打ち合わせ、セールスミーティング。東京のセールスは派遣会社を使っていまして、テレアポから初期訪問までは派遣社員(なかなか優秀です)が行っております。この夏くらいから、ターゲット企業がどこも設備投資抑制気味とのことで、めっきり商談が少なくなってきました。景気後退を肌で感じます。

2008年10月14日 (火)

灯油の斡旋でーす。

なんて…  斡旋はしてないけど。

「税抜102円(税込107.1円)で、どうだい?」先月、石油業界にいる友人から電話が来て、思わず乗ってしまいました。
それまで入れていた業者さんは、8月税込136円だったんですよ。9月の下旬に生協が10月1日から8円値下げして115円にすると発表しましたよね。8円近く生協より安いので、友人の会社に切り替えてしまったのですが、その後で、会社の人が持ってきた、税込99円と書いてあるチラシも目にしてしまいました。未だに120円前後の業者もいるようだし、どうなっちゃっているんでしょうね。

10月5日にガソリン146円の記事を書きましたが、10月12日、同じガソリンスタンドで入れたら、154円に上がっていました。1週間で8円アップ… 今、元売は週決めの仕切にしているところがあるんだよね。だから1週間で乱高下するっていうことも理解はできます。

さて、灯油の適正価格とはいくらなのか?

現在のガソリンの価格は税抜で146円(154÷1.05)ですよね。以前、記事にしましたが、ガソリンの価格には53.8円のガソリン税(地方道路税含む)が含まれていますので、単純に146円からガソリン税を引くと
146 - 53.6 = 92.2 (=税抜灯油価格)
92.2 × 1.05 = 96 (=税込灯油価格)
つまり、ガソリンが今の価格だとすれば、灯油は税込96円でもおかしくないっていうことです。
まあ、石油の元売は、その価格差で仕切価格を決めてはいないだろうから、多少高くはなるとしても、税込99円というチラシは、安売業者にとっては適正な価格なのかもしれません。
それで私はどうするかというと、生協価格より安いのであれば、今シーズンは今回決めた業者とおつきあいします!友人に「安くしろ」と圧力を掛け続けることにしました。

2008年10月12日 (日)

新入社員必見!『女子大生会計士の事件簿』がTV登場

2005年『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』が大ヒット。著者の山田真哉は知らなくとも、同書のタイトルは聞いたことはあるでしょう。

Saodake 『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』(光文社新書)
山田 真哉 (著)
価格:\735(税込)

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実はこの本、誰が読むべきかというと、主婦でしょうね。自分では家計を切り詰めているつもりなのにお金が貯まらない…そう思っていらっしゃる主婦の方は、是非ご一読を!企業会計も家計もキャッシュフローの考え方は同じだということを理解できるはずです。

私は『食い逃げされてもバイトは雇うな 禁じられた数字〈上〉』(光文社新書) も読んで見ましたが、事例が『さおだけ…』ほどの面白さがありませんでしたので、『「食い逃げされてもバイトは雇うな」なんて大間違い 禁じられた数字〈下〉 』読むのに二の足を踏んでおります。

今回ご紹介するのは、『女子大生会計士の事件簿』で、角川文庫から第5巻まで出版されています。私は第3巻までは読みました。きっかけは、会社に監査法人からの監査が入り、公認会計士も、資格は取ってもイバラの道なんだなと思ったから。

Jikenbo 『女子大生会計士の事件簿〈DX.1〉ベンチャーの王子様』 (角川文庫)
山田 真哉 (著), 久織 ちまき (イラスト)
価格:\500(税込)

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『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』は別として、『女子大生会計士の事件簿』自体は気合を入れて読むような小説ではないので、マンガだと思って割り切って読むべきでしょうね。ビジネスミステリーとして読むと、ガッカリするかもしれません。ストーリー構成、文章表現いずれも決してレベルは高くはないので…

元々は確か、ある専門学校(TACだったかな)の学生向け情報誌に掲載されていたものが原型で、英治出版から単行本として出版されたほかに(後に角川が文庫化)、ビジネスジャンプでも「公認会計士 萌ちゃん」として連載されました。今回BSiでTVドラマ化され10月8日から放送されています。BSiは契約していないのですが、PandoraTVで見ることができました。新入社員の方、経理が嫌いな方、くだらないと思わずに見ておいたほうがいいですよ。但し、実務で経理をしている人は見なくても結構です。

コミカルなTVドラマとしては、なかなか面白いですが、1時間モノにして、もう少しコンテンツ豊かにしてほしかったな。

2008年10月 9日 (木)

今、JR札幌駅がピンクにライトアップ

今日の帰りにJR札幌駅が異様なピンク色の光に包まれていることに気付きました。普段は駅北口から地下に入ってしまうので、気づかなかったのですが、どうやら10月1日からライトアップされていたみたいです。

Sapporost

このピンクのライトアップは、乳がん早期発見を目的にした「ピンクリボン」活動のPRのために、毎日18:00~0:00の間に行われています。ライトアップの期間は今月の12日までとのことですので、いつも地上に出ない方も、たまには地上に上がり、この鮮やかなピンクのライトアップを見てみるのもいいと思いますよ。

阿部和重のケータイ小説 『ミステリアスセッティング』

Misterious 『ミステリアスセッティング』
阿部 和重 (著)
価格:¥1,575(税込)

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阿部和重。2005年、「グランドフィナーレ」で第132回芥川賞受賞しています。この方、私より若いのですが、度々小説の中に登場する「神町」は、私の生まれ故郷の隣町なのです。初めて彼の作品を読んだのは「グランドフィナーレ」で、新聞で「ふ~ん、神町が出てくるんだ。じゃあ読んでみるか」と読み始め、神町シリーズということで、アベカズシゲワールド全開の「シンセミア」を読み、それ以前の作品もほとんど読んでしまいました。

実家に電話した際に、オヤジに「阿部和重のお陰で神町も有名になったね~」と言ったら、やっぱり年寄りからすると、あのアングラ的な雰囲気が気に入らないらしく「あんな小説、何がいいんだか」と言われました。まあ確かにね、汚されてると誤解する人もいるでしょう。神町は結構知っているので、ボウリング場が出てくると「空港ターミナルボウルじゃないか」、パン屋が出てくると「あー、あそこだ」って、想像してしまうのですが、虚像と実像の境目がはっきりしないので、変に誤解を招くこともあるんでしょう。私は好きですけどね、ああいう世界。

というわけで、もう神町が出てくる気配もないので、別の作品を読んでみることにしました。
本書は、元々はケータイ小説らしく、小説の中でも携帯が重要な位置づけとなっています。文章は、これまでのスタイルとは違い、かなりライトな感覚で、ケータイ小説というジャンルが現にあるんだなと思わせます。ここまでスタイルを変えるとは…とは思いましたが、私は、どうも好きにはなれなかったですね。元々こういう小説しか書けない人ならまだしも、わざとスタイルを変えて書いていることに気づいてしまうと「どうしたんだ!アベカズシゲ!」と叫びたくなっちゃう。

表現方法は別として、ストーリーは非常にオーソドックスで、要は可哀そうな女の子の話です。やはり「惨めさ」を描くのは超一流ですね。惨めさは人それぞれ内包していて、必ずしも社会や暴力によって追い込まれた結果ではないと気づかされる。

誰のせいでもなく、なんて惨めな自分-それに共感を持たない人などいるんでしょうか?
惨めだな…と思ったら是非読んでみて下さい。

2008年10月 7日 (火)

芸術の森3丁目で…

Geimori 芸森スタジオ

札幌市南区芸術の森3丁目にあります。芸術の森3丁目っていう住所知っていますか?札幌芸術の森は芸術の森2丁目です。で、芸術の森の中にあるのかと思ったら、芸術の森を通り越して、札幌アートヴィレッジという標識から山のほうへ入っていきます。

すると隠れ家みたいに建物が2つ。一つは旧ハドソンの研究所(今は廃墟)、もう一つは今回お邪魔した「芸森スタジオ」です。
まあ、滅多に入れないところなので、少し紹介しましょう。

Mixcsl
Mixing Console(Solid StateLogic製 SL-4032E)

スタジオマネージャーの松田さんからお話を伺いました。あのジョージ・マーティンも使っていたもので、スティングなんかのレコーディングでも使用されていたミキシングコンソールが、今ここ札幌にある。おそらくウン億円。

081007_111602 メインスタジオ。ちょっと変わっていて、天窓から自然光が差し込んでくる造りです。向って左のスペースにはスタインウェイのピアノ、右にはドラムセットが置いてあります。

Drum Drum Set:Ludwig(1967年製)
Guiter Amp:Marshall(1978年製)
Bass Amp:Ampeg(1973年製)
マニア生唾モノらしいです(私は詳しくないんですが)

現在のレコーディング事情というのは、アナログレコーディング時代とは、かなり様変わりしていて、何度も演奏をやり直すというようなことはなく、パート毎にレコーディングしてつなぎ合わせたり、コンピュータでちょっといじって、うまくチューニングしたりして完成しているのが実態なのだそうで、少し拍子抜けしてしまいました。また、スケジュールが合わないバンドのメンバーが別々にレコーディングして1つの曲になっちゃう…それがデジタルレコーディングのメリットでもあるわけです。コンピュータによるデジタルレコーディングは間違いなく、コストダウンに寄与していると言えるでしょう。

そう考えると、この設備は何?博物館?…と疑問が湧いてくるわけですが、それはあくまでハードの話であって、音楽のプロデュースは実際には「人」がやるわけだから、要はこれらを活かしきるプロデューサーやエンジニアがいて始めていい作品ができるわけです。

この施設、元々はファンハウス(東芝EMIから独立したレコード会社で、小田和正などが在籍していました。今はBMG JAPANの一レーベル。)が15年ほど前に建設したもので、何度か転売された後、現在のオーナーさんが購入し、今年4月から「芸森スタジオ」として事業をスタート、スタジオの利用料は100,000円/日です。

宿泊施設も見せていただきましたが、素晴らしい環境です(今は窓から見る森の紅葉が綺麗です)。スイートルームなんかは薪ストーブ!宿泊施設としてでも十分売れる施設ですが、レコーディング以外の方は残念ながら宿泊できません。札幌の街からちょっと足を伸ばせば、こんな森林に囲まれた隠れ家のようなスタジオがあるんですね。

さて、芸術の森3丁目が、どう変わるか…楽しみです。

2008年10月 6日 (月)

『午前三時のルースター』垣根涼介の原点に戻ってみました。

Am3 『午前三時のルースター』 (文春文庫) 
垣根 涼介 (著)
価格:¥620(税込)

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私が、垣根涼介の本に初めて出会ったのは「真夏の島に咲く花は」で、2006年の発売です。これはフィジーが舞台となっているのですが、1997年に全くフリーで、フィジーのぐうたら生活を送ったことがあり、 懐かしく思い出しておりました。フィジーは一時、政情不安となり、観光客からは敬遠されていた時期もありましたよね。私が訪れた時は呑気な時代で、「脳ミソの皺が伸びる」とはこういうことかと帰国後に実感したのを覚えています。
さて、垣根涼介の近年の著作は、ちょっとテイストが合わない感じがしていましたが、原点に帰り、2000年の第17回サントリーミステリー大賞・読者賞をダブル受賞のデビュー作『午前三時のルースター』を読んでみることにしました。本作の舞台はベトナムであり、昨年マレーシアに異動した公認会計士さん、先週いきなり「タイに行く」と言い始めた人もいたりして、それに触発されてのことです。
偶然にも『殺人ピエロの孤島同窓会』の舞台になっている東硫黄島(トーゼン実在しません)をGoogle Mapで追っていき、西に行くと、そこはもう東南アジア。そう言えば『午前三時のルースター』はベトナムが舞台だっけ…と思ったら無性に読みたくなったっていうわけです。
この作品は著者が旅行代理店に勤務している時期に書かれたものであり、ベトナムの描写が素晴らしいですね。やはり経験者じゃないと書けそうにない(真夏の島に咲く花は」のフィジーの描写も良かったけど)。そこに住む人、その背景、歴史がストーリーにうまく噛み合っていて、行ったこともないのに自然に引き込まれていくんです。
近年の彼の作品の多くに見られるワイルドさは控え目で、若くて粗っぽいところが新鮮に感じました。実はこれまで読んだ彼の著作の中では、一番良かったかもしれない。

Pマーク更新への道程 Vol.17

Pマーク更新への道程は本日をもって完結となりました。
そうです。2006年版のPマークの使用許諾証が今日届いたのです。Pマークの許諾証と一緒にPマークのイメージデータが入ったCD-ROMも一緒に来ました。

Pmark2006 JIS Q 15001:2006で認定の場合は、認定番号の下に「JISQ15001:2006準拠」の1行が入るのですね。

この1行のために大変な思いをしたもんです。受付の許諾証が今日から新しくなりましたが、身の回りを見ると、ホームページ、会社案内、名刺…作り直さなきゃいけないものが沢山あります。最後の最後までホントお金がかかるもんなんですね。
~ Fin ~

商標制度を基礎から理解する【所要時間20分】

今週の幹部会議で、商標の問題について議論する予定です。
商標制度を理解してもらうのは面倒だなと思っていたのですが、特許庁で商標制度のビデオをストリーミングで流しているんですね。
今回、いろいろと調べてみたことで、私自身はかなり理解が深まったのですが、幹部会議のメンバーにはこれで事前に予習しておいてもらおうと思っています。

Tm 「知っておこう商標のキホン ~商標制度の概要~」
※ビデオの中では、早見優が解説しています。

2008年10月 5日 (日)

どうなってるの?ガソリンが146.8円…

先週、レギュラーガソリン150円を切ったガソリンスタンドが出てきたらしいとウワサでは聞いていましたが、今日、札幌市南区三井系のガソリンスタンドで、こんなガソリンスタンドを発見!

Gs ハイオク   156.8円
レギュラー 146.8円
軽油         132.8円
灯油         105.8円

ここは、行列ができていたので、南区のモービル系(クレジット会員)のスタンドで入れてみました。看板価格は148円でしたが、伝票を見たら146円でした。

先月に比べると、15円くら下がっていますね。大丈夫なのでしょうか?先月までが高過ぎた?

2008年10月 3日 (金)

商標Qの軌跡

久々の商標の話。少し進展がありました。

H社の意見書が、延長期限である9月12日に提出されました。特許庁の電子図書館では公開されていないため、弁理士さんにお願いして、閲覧していただきました。

要約しますと

===========特許庁審査官の考え========================
(1)法第3条第1項第3号:
単にその商品の品質(機能)を表示するものにすぎない。

(2)法第4条第1項第11号:
当社の商標との類似
====================================================

それに対し、意見書では

(1)に関して-
解釈論を述べたあと、予想通り、米国とオーストラリア(こちらは知らなかった!)で登録されている旨の反論。つまり審査官の判断は承服しかねる。

(2)に関して-
商標の譲渡交渉等の然るべき措置を取る

英語表記の商標であることを考えると、英語圏で登録されているにも関わらず、日本で登録されないのはおかしいというのは、もっともな主張と思われます。
次に譲渡交渉を検討?
譲渡したら、どうなる?
A社は?
A社とH社には、もともと係争はないんだろうか?
Webで検索しようとすると、自分のブログにぶち当たる…やばいやばい。
この譲渡の話、近く交渉があるのでしょうが、慎重に進めないとなあ…弁理士さんとじっくり検討しなきゃいけないですね。

2008年10月 2日 (木)

昨日は『美唄やきとり』指南

昨日は飲み過ぎてしまいました。
飲み過ぎたのは、美唄やきとりのせいです。

Fukuyoshi 『元祖美唄やきとり 福よし 札幌中央店』
札幌市中央区北1条西5丁目 興銀ビル1階
TEL 011-210-2944


夏に美唄に行く機会があり、「たつみ」でTAKEOUTしようと思ったのですが、1時間半待ちと言われ、諦めて帰ってきたのが未だに悔しい。

実のところ、私は「鳥源」の美唄やきとりは何度か食べたことがあります。しかし、鳥源は本店が士別であり、美唄には店舗はありませんので、美唄「風」というほうが正しいでしょう。実際には美唄やきとりそのものなんですが…
さて、そんな訳で、ysdさんと美唄やきとりの体験ツアーに出かけたわけです。

美唄やきとりの基本は「もつ」ですよね。写真の通り、モモ、タマネギ、キンカン、レバー、砂肝、ハツと1本の串に混在させて焼くのが美唄風。1本でいろんな味が楽しめます。難点は、冷めると味が落ちちゃうことですね。焼き上がりはとてもおいしい。
「これは卵ですかね」
「それは鶏の卵巣ですよ」
「名前はついてるのかなあ?」
「タマゴじゃないですか?」
それ、“キンカン”でした。酔っ払って忘れてました。

19時スタートだったのですが、お店は満席。テーブル間が狭いので、窮屈で、かなりうるさい。まあ、やきとり屋って、こういうもんですよね。1本105円と良心的な価格設定です。お酒の種類はそんなに多くはないのですが、焼酎3種飲み比べセットもあり、芋焼酎680円、道産焼酎580円で、お酒もだいぶ進みましたが、1人当たり3000円強といったところでしょうか。
ちょっと落ち着かなかったので、飲み直しということで、その後はすすきのへ…
という訳で、今日は2日酔い気味の1日でした。

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